旅行しながらアルバイトができる【おてつたび】で、年末年始の時間を使ってリゾートバイトに初挑戦。
アラフィフのおっさんでも【おてつたび】で働けるのでしょうか?
【おてつたび】とは?どこで働いたの?どんな感じだった?
目次
【おてつたび】とは?
【おてつたび】とは、日本の様々な地域に行って、そこでお手伝いをしながら旅をするシステム。
旅行をしたい人と人材がほしい側とのマッチングアプリです。
【おてつたび】の目指すところは、三方良しです。
旅行者が働きながら報酬を得て、旅行の経費を減らすことが出来ます。事業主は人手不足を解消。お手伝いを通して、地域のファンが増え、地域が活性化する。
最近、メディアの露出も増えてきて知名度も上がってきた【おてつたび】。では、実際はどうだったのでしょうか?
登録と仕事探し
登録では、証明書(マイナンバーカードまたは免許証)をアップロードする必要があります。
面接がありませんので、本人確認のために必要です。
その後、プロフィールを入力していきます。自分の写真をアップしたり、学歴、職歴を入力したりします。
履歴書を作成するのと同じ要領です。
大事なのは、自己PRの自己紹介文。雇う側は、面接がないので自己紹介文を通して【おてつたび】に来る人の人柄を推察します。
そして、タイプ診断も仕事の内容とマッチするか重要な要素。
仕事スキルに関して言えば、飲食業、ホテル業の経験があれば採用率がアップルするのではないかと感じました。経験者は有利。
今回は埼玉に一時滞在していたので、神奈川、群馬、静岡、千葉、長野など近場でリサーチ。
そして、年末年始を挟んで三週間の募集を探す。
条件に合ったのは二つ。一つは長野の志賀高原の旅館。もう一つは草津温泉のステーキハウス。
それで、志賀高原の旅館に申し込んでみることに。
ここで失敗したなと感じたのは、アピール。自分が何でそこで働きたいのかを入力する必要があります。
ここの熱量が大事。
雇う側は年末年始の大忙しで即戦力を期待。バリバリ働いてくれる人に来てほしい。こっちはアラフィフのおじさんとおばさん。
しかも、ホテル業の経験なし。
このアドバンテージをクリアできるぐらいのアピールがないと難しい。
【おてつたび】の募集人数を見ていると一人や二人が多い。たまに三人。
猫の手が借りたいほど忙しいかもしれないが、それでも最適な人材に手伝ってもらいたい。結果として、不採用。
【おてつたび】のサイトによると、マッチングの成功率は三件に一件とのこと。
がっかりしながらも、気を取り直して草津のステーキハウスに応募。ステーキハウスの募集要項を見ると、中国語と英語を話せると有利。インバウンドで外国人がたくさん来ている。
飲食業の経験はゼロだが、語学なら何とかなる。その点をアピールして応募したところ見事採用。草津温泉に行くことに。
滞在先はどんなところ?

滞在先の事前情報はサイトで確認できる。
そこには、男女別の部屋になることや三食まかないがついていることが書かれていた。
「温泉は有料」とも。休みの日くらいは温泉に行ってもいいかと思いつつ、現地に到着。
滞在先はリゾートマンション。
リゾートマンションとは、避暑地や温泉地、海沿いなどのリゾート地に建てられた、別荘として利用されるマンションのことです。
他におてつたびに来ている人はいないので、夫婦同室で大丈夫。しかも、マンションには24時間利用できる温泉がついていました。温泉入りたい放題で無料。それだけでも草津に来た価値があります。
おてつたび先を見ていると、休みの日はまかないが出ないとか、出てもお金を払う必要がある所が多い中で、今回雇ってくれた会社では休みの日もまかないつきで三食すべて無料。つまり滞在中、食事に困ることなし。
観光地は外食が高いですし、自炊も大変。すごく節約になりました。ガッツリ稼ぎたい人は、まかないが三食ついているところがいいです。
滞在先で不便を感じることはなく快適に過ごせました。あえて言えば、Wi-Fiがあったらよかったですが、必須ではないです。快適な宿に感謝です。




どんな仕事だったか?

ステーキハウスで働くことをイメージして、英語でオーダーをとるにはどうしたらいいのか事前にシュミレーションしていった。
しかしいざ、現地に行ってみると配属先はラーメン屋さん。初めての飲食業でラーメン屋。
年末年始のラーメン屋の忙しさはどのようなものでしょうか。
店長に笑顔で迎えられ、【おてつたび】スタート。
ラーメン屋というと苦学生がひたすらどんぶりを洗っているイメージがある。
しかし、今では食器洗い機が設置されているので、そこに使用済みの食器を入れて洗えばOK。食器が流しに溜まらない様にこまめに洗う。
そして、お客さんが帰った後の後片付け。食器を下げて、テーブルを拭いて、椅子を整える。ジャグの水、コップ、レンゲなども補充する。
お客さんがいない時も仕込みの準備がある。ゆで卵の皮をむいたり、ネギを切ったり、調合した味噌を量ったりと忙しい。煮干しを量る時に、煮干しが指に刺さって痛かった。
お客さんはカップルが多いが、外国からのお客さんは家族で来ることが多い。そのため、お客が誰もいなくても七人組、八人組のグループが来てあっという間に満席になることが多々ある。そうなると急に忙しくなる。
ピーク時は、常に満席で休む暇なし。時には怒られながらも初めてのラーメン屋の仕事を覚えていく。バイトの先輩であるタイ人に身振り手振りで仕事を教えてもらう。
一日のスケジュール。10:45にマンションを出発。11:00にステーキハウスで朝食。12:00からラーメン屋でお仕事。15:00にステーキハウスで昼食。16:00からお仕事再開。20:00(繁忙期は22:00)まで働いて終了。弁当を受け取って、マンションに戻り夕食。食後にマンションの温泉に入って就寝。
まかないと食事
基本的に三食まかないがついているので食事に困ることはありませんでした。
仕事が休みの日でもステーキハウスに行けば食べることが出来ました。
飲食店で働いたことが無かったので、まかないのイメージは残った食材で作られた簡単な食事というもの。しかし、毎回しっかり作って下さり感謝でした。
普段はフィリピンで魚とバナナばかり食べていますが、今回の滞在では過去一年に食べた肉の量を三週間で上回るぐらい食べた。
食費を節約したいなら、まかないでOK。
但し、休みの日は部屋でゆっくりしたいとか、果物や自分が好きなものを食べたいという時もあります。そのような時は、スーパーやドラッグストアに行って、好きなものを買ってきて部屋で食べることも。
しかし、部屋は簡単なキッチンしかなく、包丁や食器、コップ、調理道具はなし。
そこの部分は少し不便を感じましたが、リンゴは丸かじりしたり、ヨーグルトはわり箸で食べたりして対処。湯畑の周りのレストランは観光地価格でちょっと高め。一食千円以上かかる。




草津温泉観光

恥ずかしながら草津温泉に来たのは初めて。
草津温泉と言えば、日本三大温泉であり、東の横綱のような存在。
メディアで見ることは多々ありましたが、これまで来るチャンスが無かった。
実際来てみて驚いたのは、若いカップルが多いこと。草津温泉が若い人に人気のスポットだとは正直知りませんでした。
湯畑のライトアップやSNS映えする食事やスイーツなど、若者を引き付ける工夫が多くみられました。
東京から高速バスで4~5時間ほどで来られるので、一泊二日の旅行にちょうどいい。
もちろん、温泉や食べ歩き以外にもスキーなども楽しめるので若い人から年配の人まで楽しめる。
そして草津にも、たくさんの外国人が訪れていました。日本に住んでいても草津に行こうとはならなかったのに、外国からわざわざ来るほど素敵な場所なのです。
草津はすごく寒くて雪もたくさん降りますが、香港や台湾など南国から来た人たちは雪を見てとても楽しそうにしていました。
温泉巡り
草津にはなんと無料で入れる温泉が19か所もあります。
といっても観光客のマナーの悪さの問題などもあり、現在では観光客が入浴できるのは三か所だけです。
地蔵の湯、千代の湯、そして白旗の湯です。
無料で源泉かけ流しの温泉に入れるというのは幸せ。
しかし、注意点がいくつかあります。どこもスペースが限られているので大人数のグループではいかない方がいいでしょう。


千代の湯は、三人から四人入ったらぎゅうぎゅうです。

地蔵の湯は、五~六人は大丈夫。しかし、脱衣所とお風呂に仕切りが無いので、なんとなく気まずく感じる人も。
地蔵のお湯は肌当たりが柔らかくとても気持ちよく感じました。


白旗の湯は、温度が違う湯船が二つあり、比較的広い。温度は少し高め。


凪の湯は、職場の横にあった共同浴場。基本的には地元の人だけが利用可ですが、許可を得て入ることに。ここの湯は草津で一番熱い湯。50度くらいあるので、とても入ることはできません。

お湯が出ているバルブを少し閉めようかと思いましたが、湯船の奥にあるので無理です。水を入れて温度を下げてから入るらしい。結局、水を浴槽に入れて水と温泉が混ざったところあたりに洗面器を入れて体にかけた。浸かることはできなかったものの、浴びているだけでも気持ちがよく体があったまった。


地元の人に人気なのが大滝の湯という有料の温泉。無料温泉がたくさんあるのにあえてお金を払ってでも入りたくなる温泉。聞くところによると、地元の人は半額で入れるらしい。
大浴場やサウナ、露天風呂、合わせ風呂などゆっくりくつろぐにはいい。合わせ風呂とは、温度が異なる四つのお風呂があって、低い温度のお風呂から順に高い温度の風呂に入っていくお風呂。体への負担が少ない。
温泉に入った後は、畳の休憩室で横になって休むことが出来る。
草津の湯質は酸性が強いので石鹸を使うことは出来ません。それで、湯船に入る前に桶でしっかり体を流してから入るのがマナー。
あと、ロッカーもないので貴重品が盗まれないように注意。過去に服ごと持ってかれてしまったケースもあるとのこと。
滞在先のリゾートマンションの理事長をしている方と話をする機会がありました。その方によれば、私たちが滞在していたマンションは白旗の湯と同じ源泉で、草津のマンションの中で一番良い湯とのこと。
毎日、仕事のあとに温泉に入れたので疲れをとることが出来ました。
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観光スポット
草津温泉の中心にあるのが湯畑。まずはここで記念撮影。
西の河原を散歩したら気持ちいい。

足湯はどこにでもありますが、西の河原で自然に囲まれながらの足湯は気持ちいい。

また、裏草津にある顔湯も面白い。

雪が降って寒かったので、草津熱帯園に行くことに。温泉の熱で温めているので中は温かい。

ニホンザルは外で、寒そうに温泉に入っていました。

熱帯園の中では、カピバラや小動物に触る機会もあり、楽しめます。
今回は時間がなかったが、スキーやスノボーも楽しめる。

食べ歩きがしたいならそれもいい。
ただSNSでよく取り上げられている「草津温泉食べ歩きコース」に出てくる食べ歩きは、どれも値段が高い上に特別おいしいというわけでもなかったというのが正直な感想。
注意点としては、繁忙期を過ぎると定休日があるお店が多い。
そして、草津の夜は早い。飲食店やお土産屋の閉店時間は事前に確認しておくといいです。


意外に良かったのは、熱乃湯で毎晩開かれている落語。午後八時から一人1,200円。インターネットで予約すると100円引き。私たちが行った日は正月休みが終わった後の平日で観客は数人。それでも、東京からやってきた玄馬(げんば)さんは、手を抜かずその話術で笑いを提供してくださいました。
【おてつたび】を終えて
今回初めてのリゾートバイトで【おてつたび】を利用しました。
申し込みから採用までスムーズに出来たのでよかった。
年末年始で忙しく、休む暇もなく三週間で休みは三日。ゆっくり観光する時間は少なかったが、草津は湯畑の周りにお店や温泉が密集しているので、休憩時間に観光したり、食べ歩きをしたりちょこちょこお散歩できて楽しかった。
こんな風に働きながら日本中のいろんなところを旅行できたら、一石二鳥どころじゃないし楽しいだろうなと思った。まだまだ見たことのない絶景はたくさんあるのだ。
他にも【おてつたび】をしてよかった点は、毎日温泉に入れたこと。
フィリピンでは、バケツに溜めたお湯をおけで頭から浴びている。数年ぶりの温泉は気持ちよかった。
三食まかないがあったので、食材を買いに行ったり、料理したりする手間が省けたので忙しかった割に生活は楽でした。
職場の方々も皆さんとても親切で、いきなり初心者が来て逆に足手まといになっていないかと心配でしたが、いや、なってたと思うけど「来年もまた来て!」と言って下さり気持ちよくお仕事ができてよかった。
宿泊先もあるので、宿代もかからず。
短期間でお金を貯めて、旅行も楽しみたい人には【おてつたび】のようなリゾートバイトがおすすめです。
【おまけ】成田ゲートウェイホテルに泊まる

【おてつたび】を終えて、フィリピンのバラバクに帰ることに。
草津温泉のバスターミナルから東京駅。東京駅から成田空港まで高速バスで移動。成田空港からホテルまでは無料の送迎バス。6時間ほどの移動時間。
ブッキングドットコムで割引が高かったので、成田ゲートウェイホテルに二泊。


朝食ビュッフェは、一人2,200円。

メニューは和洋中。マグロの刺身や鯵のなめろう、明太子などもあった。
お腹いっぱい食べて満足。

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