大阪に行ったのはかれこれ17年ほど前。
当時、外国人観光客の多くは大阪を観光することなく、京都や奈良などに行ってしまうスタイルが主流でした。
大阪は何もないとよく言われたもので、あえて国内旅行で観光をする人もそう多くはありませんでした。
ところが現在、大阪の観光名所には国内外の旅行者があふれており、日本にいることすら忘れそうな景色です。
では、大阪旅行はどんなだったのでしょうか?
新幹線とホテルパックはお得か?
今回の目的地は新大阪。
そのため、飛行機より新幹線の方が便利ではないかということで、12年ぶりに新幹線に乗ることに。
人生で新幹線に乗ったのは僅か3回。
こだまやひかり、のぞみ、やまびこの違いもよくわかっていなかった。
乗車駅は小田原だが、用心に用心を重ね、かなり余裕をもって出発。
東海道線から、新幹線の方にそのまま連絡通路がつながっているので、自然の流れでそちらに向かう。
途中で、新幹線の発券機があったので発券しようとするがトラブル発生。おかしい。発券出来ない。

さらに進むと緑の窓口ともう一度同じ発券機があったので再度試してもNG。「なぜ?」途方に暮れていると横には説明書きが。
「旅行会社で買ったホテルとパックの新幹線の場合、JR構内では発券出来ない。」
「え~~~~。」
近くの駅員にもう一度確認したところ、一度改札の外に出ないとダメとのこと。
慌てて、来た通路を戻り、改札の外に。かなりの距離を戻ります。
周りを探したところ、先ほどと似たような発券機があるではないか。

QRコードをかざすと何の問題もなく新幹線のチケットが出てきました。
時間ギリギリだったらかなり焦っていたと思います。要注意。
さて、小田原から新大阪までこだまで3時間ちょっとかかります。

往復こだまでホテルは朝食付き。
ふたりで60,200円。
あれ!安くはない。
羽田-伊丹で早割なら1万円前後でチケットが買えます。
それに格安ホテルを予約すれば、ふたりで5万円で行けたはず。
その他の交通費を合わせて計算しても飛行機の方が安い。
では、新幹線を利用するメリットは何?
移動が楽ということ。乗り換えが少ない。
若い時は、安さを求めて不便を気にしません。格安チケットに乗るために空港のベンチで一晩を過ごすこともありました。
しかし、40代半ばにさしかかると金額だけでは決められません。
金額の差が少しなら気にしないことに。
新幹線とホテルのパックや飛行機とホテルのパックは、別々に購入するより安いので利用する価値はあります。

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大阪名物串揚げを食す

新大阪に到着。
時間は一時前で、すでに胃袋はお昼モード。
食べたいもののリクエストを聞かれていたので、串揚げをチョイス。
駅構内にある人気店だるまに三人でイン。

休みの日は行列が出来るらしいですが、平日の1時ということでそれほど混んでいませんでした。

メニューがたくさんあって選ぶのがが難しいので、セットメニューを選ぶことに。

来ました。衣のパン粉が細かくてサクサク。

タコのワサビ和えと土手煮も美味しかった。土手煮とは牛すじやホルモンを柔らかくなるまで味噌で煮込んだ料理。
新大阪のコロナホテルに泊まる
新大阪駅から徒歩2分のコロナホテル。
すでに50年ほど経っているということですが、内装はきれい。
新型コロナにより名前が一躍有名になりましたが、そのおかげで集客はアップしたのでしょうか。
さて、コロナホテルを選んだ理由は、朝食のバイキングが美味しそうだったから。
新幹線のセットプランで選んだ部屋は新幹線バージョンのお部屋。

もちろん、窓を開ければすぐ下を新幹線が走っています。

駅員の帽子もあるので、かぶって記念写真も。

鉄道マニアではないのですが、選択肢がぶたさんルームか新幹線ルームだったので、こちらを選択。
新幹線マニアならテンション爆上がりだと思います。
グランド花月に行く

到着した日は、昼と夜は友達と時間を過ごし翌日はお決まりの吉本新喜劇を堪能。
新喜劇を見て育ったうちの奥さんは予習までしてばっちりです。
前回大阪に来た時は、友達と立ち見で三時間見たのですが、今はコロナの影響もあり立ち見はありません。
事前にネットで予約しておきます。
劇場もすっかりキレイになっており、大阪の観光名所になっていました。

座席はほぼ満席で、座席の前の方には修学旅行生が陣取っている。
コロナで自粛だった修学旅行もいつの間にか元通り。
漫才のネタを見た後は、新喜劇。
テレビで見れば決して笑わないようなネタも生でみると笑い転げてしまうから不思議です。
観客は様々な地方からの観光客が多いため、リアクションにもかなり温度差があります。
笑いのツボは東西でも、年代でも、差があるものです。
新喜劇はそれほど好きでもないし、まして役者さんの名前も知らないで見に来たら、きっとそう面白くないはず。
前に座っていた若者は微動だにしていませんでしたが、すこしは笑っていたのでしょうか。
途中まで見た時に、急に一時休憩。「休憩時間ってあったけ?」と思ったら、前の方に座っていた修学旅行生がぞろぞろと退場。
次の観光地に向かうのかな。途中で退場とはかわいそう。
その後、すっちーがアドリブで途中退場の学生をいじってました。

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日本で一番長い商店街を歩く

漫才と新喜劇を見た後は、道頓堀と商店街をブラブラ。





帰りの新幹線に乗るまでの時間つぶし。
蓬莱の肉まん
【551】で有名な蓬莱の肉まん。
大阪では知らない人はいないぐらい有名。
私は生まれも育ちも関東でその存在をずっと知りませんでした。
うちの奥さんがクックパッドで551のレシピを見ながら肉まんを作ってくれたことがありますが、本家を食べたことはありません。
新大阪駅の構内でお土産に肉まんを買って帰ろうかと思っていたら、少し列が出来ていました。
まだ、たこ焼きを食べていなかったので、食べてから購入しようと思い、とりあえずたこ焼き屋に。

食べて店に戻った時にはすでに長蛇の列に。しまった!
あとで大阪の友達に聞いたのですが、地元の人も買うのが大変なぐらい人気とのこと。
あきらめて、新幹線乗り場に向かうと、もう一軒蓬莱が。
こっちで買えるかもと思い、店の前に行ってみると、さらに長蛇の列。
泣く泣くあきらめることに。
夕方は特に混むようです。
大阪から帰ってきて、日常生活に戻っていた時に、嫁のメールにヤマト運輸からメッセージが。
なんと、大阪の友達が蓬莱の肉まんをクール便で送ってくれているではないですか。
蓬莱の肉まんを買い損ねた話はしていないはずなのに。何で知っている???
イメージは肉まんが3個入った箱。
そして、届いた箱は想像の4倍くらいのサイズ。

開けてみると、肉まん以外にもシュウマイや粽、餃子、麺が入っています。

感動!

早速、15分蒸し器で蒸していただきました。

美味しかった!
ありがとう。

551蓬莱 人気セット 豚まん 6個 焼売10個 ほうらい 肉まん ぶたまん にくまん ケンミンショー
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