
捨てるのはもったいない・・・
ワイシャツは襟元やカフスの部分から傷んでくることが多いようです。
ほんの一部だけ破れているのに、いきなり雑巾にするのはちょっと気が引けます。
リメイクするなら、まだまだ洋服として息を吹き返すことができます!
手縫いでもちゃんと丈夫な服ができるのです。
ワイシャツリメイクの方法
今回、ワイシャツリメイクするにあたって、「yanの手作り手帖」というサイトの直線ブラウスの製図を参考にしました。無料でたくさんの製図が提供されています。
といっても、まっさらの布から作るのとは違うので、かなり大雑把なアレンジになりました。
イメージとしてはこんな感じです。

ご覧の通り、肩も脇も縫う必要がありません。
襟ぐりと袖をまつるだけです。
では、スタートします。

襟がボロボロの旦那のシャツ。
「よくここまで着たな」
と思うほど。
リメイクの材料にちょうどいい。

シャツにそのままペンでカットするラインを描きます。
大体でOK。
大雑把で問題なし。

カットしたら、あとはチクチクと縫っていくだけ。
無心になれます。

生地が薄いので襟は見返しをつけないでバイアス風にくるみます。
手縫いでも二時間くらいで出来ました。
完成
後ろ前に着ています。
こんなシャツ欲しかった
リメイクすることから得られること
それは
● 洋服代の節約
● エコロジー
● 気分転換
洋服代の節約は、ますます誰もが心がけないと生活できなくなっています。
買わないと節約になりますが、そういうわけにはいきません。
とはいえ、いかに買わずに、なおかつある程度のファッショナブルな装いができるでしょうか?
実は「洋服の数学」と呼ばれるものがあります。
ジャケット2枚
スカート3枚
ブラウス4枚
セーター2枚
ワンピース1枚
これさえあれば48の組み合わせができるそうです。
さらにアクセサリーを加算するなら、もっと増えます。
「買い物徹底ガイド」という本には
「ワードローブを,一つの基本となるカラーグループに揃えます。濃紺と灰色,あるいはえび茶と黒というようにです。
主要な服はこれらの色にし,明るい補色はシャツやブラウス,アクセサリーのために取っておく」と書かれています。
つまり、自分のテーマカラーを決めます。ジャケットとか、スカートはその色で。
それにプラス明るい補色でトップスを決めると言った具合です。
洋服を買う時にはすでに持っているものと合わせやすいように、色を考えて購入するなら何倍にも活用できるにちがいありません。
「着るものが何もない!」という時は、本当にクローゼットに洋服がないのではなく、手持ちの洋服の組み合わせがしにくいという意味かもしれません。
流行は廃れるようにできていることを忘れないようにしています。
それは流行はあらかじめ、何年も前から、関係者が決定し打ち出しているからです。
経済成長のためには、新しいスタイルを次から次へと考え出す必要があります。
様々な業種が結託して流行を推し進めます。
そしていつの間にか、特定のスタイルやデザインを
「かわいい!」と思わされています。
まだ着れるけどダサい。行けてない。残念と思わせることで、消費が生まれます。
もちろん、美しいものを身に着けるのは素敵なことです。
それを、誰にも振り回されないで自分らしく着こなしているのはもっと素敵だと思います。
手縫いは楽しい
ミシンがあれば一瞬で縫い上げることができます。
でも、手縫いも案外速く縫えます。
運針というのは、癒し効果があるのではないかと思います。
あの時間がゆっくり流れていく感覚は、スピード優先の現代社会において貴重なひとときです。
手縫い、おすすめ。
手縫いでなんでもできる。
と言うか、昔の人はすべて手縫いだった。
こちらの記事では手縫いでつくったズボンのことを書いてます。よかったらご覧ください。→【洋服代を節約する方法】洋服も小物も手作りする
手作りが得意なあなた
お家に飾るだけではもったいない。
自分では作れないけれど、手作りものが欲しいと言う人はたくさんいます。
需要は無限です。
世界に一つか二つしかない作品を売るのはどうでしょうか?

〈広告〉