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親が亡くなった後にする手続きと注意点は?【其の一】

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手続きで困っている男性

取り急ぎ行う点としては

●葬儀会社に電話して葬儀や火葬の準備

●年金の手続き

●不動産の名義変更

●財産分与

もちろん細かい点はまだまだあります。

父が82歳で亡くなりました。

亡くなる半年前は認知症が著しく進んだため病院に入院していました。

ずっと体は元気だったようですが、急に体調が悪化して食事も出来なくなり

結局、肺炎で死亡。

コロナ予防のために面接ができなかったので、本当はどんな風に過ごしていたのかわかりません。

残された家族は悲しみに暮れる間もなく様々な手続きに追われます。

では、親が亡くなった後どのような手続きをする必要があるのでしょうか?

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死亡届は自分で出さなくて良かった

病院に駆けつけたときにはすでに、死体に化粧がほどこされ横たわっていました。

覚悟はしていたものの、非常にショッキングな光景です。

悲しみに浸る間もなく、病院側からあとの段取りをするように促されます。

まだ先だと思っていたので、葬儀や火葬のことはほとんど考えていませんでしたから、

病院の狭い通路で、駆け付けた姉たちと一緒にネット検索。

どこに電話していいかわからず、市役所にかけたり火葬場にかけたりしました。

市役所のホームページに火葬の料金、とか書かれているので、てっきり持ち込みなら格安で出来ると思っていました。

確かにどうやって持ち込むつもりだったんだろう自分。

そう。遺体は自分で運べないんですね。

なので、まず親が死んだら電話をかけるのは葬儀会社なのです。

そんな当たり前のことすら知りませんでした。

死んだのだからいつまでも病院に置いとけないはず。

それで、一番費用が安かった葬儀会社に連絡して遺体を運び出します。

火葬場が混雑していたため、火葬までの間ドライアイスを使って保管が必要とのこと。

はじめて利用した葬儀会社。まるで倉庫のようなシンプルなつくり。

ここに遺体が並んでいると思うと怖い。

注意点が一つあります。病院から死亡診断書をもらいますが、これが重要な書類になります。

様々な手続きで必要。

役所に提出したらもう手元には残りません。

そのため、死亡診断書をもらったらすぐに5,6枚はコピーして持っておく必要があります。

地元の役所に行く前に必要なものを確認することは大事

母の代わりに役所に必要書類をもらいに行ったのですが、そこで問題が生じます。

母とは同居していますが、世帯は別。つまり一軒家に二つの世帯が暮らしているのです。

そのため、委任状がないため必要だった書類をもらうことが出来なかったのです。

委任状とは盲点。子供でも世帯が違ったらダメ。

もう一度出直すことに。

世帯主の変更は自動的に変更されていました。

保険証と介護保険証は返納する必要があります。保険料が還付される場合あり。

委任状は忘れずに。

年金の停止と遺族年金の手続きは早めにするのが大事

年金手帳

国民年金なら役所で手続きをします。

しかし、父は厚生年金に加入していたので、年金事務所で手続きをする必要があります。

年金事務所に予約の電話をしたところ、なんと一ヶ月先まで予約が埋まっていました。

手続きに1時間ほどかかるということなので、時間が必要なのでしょう。

電話口で改めて必要な書類を確認したところ、マイナンバーカードがあるかどうかで書類が変わってくるとのこと。

母はマイナンバーカードも通知カードもありません。

そのため、役所でマイナンバーの番号付きの住民票を取得する必要があります。

しかも、代理人が手続きをすることは出来ますが、その場では受け取れません。郵送で送られるのです。そのため、返信用の封筒と切手も持参する必要あり。

また、本籍が地元にないので戸籍謄本などを郵送で取り寄せる必要があります。

手間と時間がかかるので早めにすることが大事。

戸籍謄本は郵送で取り寄せ出来る

戸籍謄本で相続人を特定する

父の本籍は横浜市にあるので、仕事の休みの日に戸籍謄本を取りに行くつもりでした。

しかし、年金事務所での手続きが一か月後なので、郵送で取り寄せることに。

まずは、戸籍証明等請求書のフォーマットをダウンロードします。

家のプリンターで印刷しようと思ったら、インク切れでかすれてしまいます。

しょうがないので、ネットワークプリントサービスを利用。

どのようなサービスかというと、印刷したいファイルを登録して、ユーザー番号を発行。

そして、コンビニの複合機でユーザー番号を入れて印刷します。家の近所にコンビニがあったら、プリンターいらない。

さて、印刷した書類に必要事項を記入して、母の身分証をコピー。

さらに必要なのは返信用の封筒。これには自宅の住所と名前を記入。

最後に戸籍謄本の費用を定額小為替または普通為替で用意する必要があります。(現金書留で送ることも可能)

郵便局で購入する必要がありますが、この為替を購入するには高い手数料が必要。

普通為替1,650円に手数料が550円もかかるのです。

定額小為替ですと手数料が600円。(一枚につき200円の手数料)。現金書留もそれほど値段の差がなかったので、普通為替を購入。

しかし、横浜に行くための交通費を考えると安いので割り切るしかありません。

本籍が地元にないと不便であることを実感します。

横浜市郵送請求事務センターに送付して1週間から10日ほどで届きます。

とりあえず取り寄せる必要のある書類は揃えました。

次は法定相続情報一覧図を作成します。其の二に続く。

介護問題はこちら⇒父の入院費がなんと三ヶ月で77万3267円!あなたならどうする?

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