私が暮らしている自治体では、2022年4月からゴミの有料化がスタートしました。
今まで無料だったのが驚きですが、ゴミの減量が目的にあります。
この半年で捨てたゴミはかなりの量ですが、先延ばししていた昇降できるオフィスチェアを捨てることに。
もちろん普通に捨てることは出来ません。
オフィスチェアは粗大ごみ扱いになるので500円かかります。
4月以降は700円に。
二十年以上前のオンボロの椅子の処分に500円もかけるのは腑に落ちない。
しかもまだいくつも捨てる椅子があります。
不燃物の日に出すと無料ですが、そのためには分解して小さくする必要があります。
初めての分解日記。
分解前にすることは?
組み立てる時は比較的簡単ですが、長年人の重みが加わったため簡単には抜けません。
そこで前日につなぎ目に油を差しておきます。このひと手間で作業効率が変わります。
シリンダーが壊れて油が飛び散ったらあとの掃除が大変なので、作業は外でするのがベター。
必要な道具は
ドライバー
モンキーレンチ
ハンマー
軍手
作業着もしくはジャージ。
スーツ以外なら。
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DIYを始めたいなら工具セットをそろえてもいいかも。
順番に分解していく
背もたれからドライバーを使って取り外していきます。
特に問題はありません。ドンドン外します。
座面まで取り外せたら一番厄介なシリンダーが残る。
実は今回始めて知って驚きだったのがですが、Amazonなどでシリンダーだけが売っているとのこと。
つまり、シリンダーが壊れて椅子の昇降が出来なくなっても修理できるのです。
Tiamu ガス上昇シリンダー
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壊れたら終わりだと思っていたので、もし次回いい椅子をかったなら、修理して一生使いたいと思います。
さて、椅子をひっくり返してから、板をあててハンマーで何度か叩くとスポット抜けました。
他のサイトではゴムハンマーを使用するように勧めていましたが、ほとんどの家庭にゴムハンマーはありません。
わざわざ買うのはもったいないので、いらない板を使ってたたけばいいでしょう。
袋に入れて指定日に捨てる
あらためてバラバラにされたパーツを見ると、オフィスチェアを発明した人はどんな人なのだろうかと想像せずにはいられません。
これが世に出た時には、あらゆる方向へと進むことができる近未来的な椅子に誰もが驚いたに違いない。
椅子に滑車がついているとはもはや、乗り物である。
何年も前にぎっくり腰になって一歩も動けなくなった時、オフィスチェアを車椅子替りにして、うちの奥さんに押してもらったこともあった。
そんなことを思い出しながら、ゴミ袋に入れていきました。
他にも大量のプランターやごみ箱、解体したストーブなどを捨てました。
地区のゴミ収集の場所に出したあと、ちゃんと持って行ってくれるのか心配でしたが、すべて回収してくれました。
ありがとう。
親の家を片付けるというのは、終わりが見えない作業ですが、半年近くたってやっと完了しそうです。
年を取ると、知力や判断力が衰えてきますから、断捨離どころではありません。
若いうちから、定期的に不用品を処分する習慣を身に付けておこうと思うのでした。
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