15年ぶりに日本で生活するようになりました。
夫婦二人で持ち物はスーツケース三つだけ。
実家での同居のため、必需品はありますが、古かったり使いにくかったりと問題が多数。
そのため、生活できる環境を整えるためにネットショッピングを使いながらいろいろと必要なものを揃えています。
その中で、ネットショッピングで失敗したことや注意点をまとめてみました。
色は商品が届くまでわからない

築44年の戸建てのため、プチリフォームが必要だったので、材料集めからスタートです。
ネットショッピングで漆喰やクッションフロア、壁紙、ペンキ、カーテンを購入。
難しいなと感じたのは、色は商品が届くまでわからないということ。
もちろん、パソコンの画面上では色が出ていますが、現物とはやはり違います。
サンプルを無料で取り寄せできるショップもありますが、その手間と時間を惜しんでしまいました。
例えば、壁紙は明るいピンクを選んだつもりでしたが、届いた商品は白に近いうすいピンク。
光の当たり具合によっては白に見える時もあるぐらい。
壁に塗ったペンキは水色ですが、塗ってみるまでどんな水色かわかりませんでした。
時間的に余裕があるなら、サンプルを取り寄せた方がいいです。
服を買って色が違ったという話はよくありますが、DIYの時も注意が必要。
漆喰の色はこんな感じ➡DIY初心者が漆喰に挑戦!トイレのリフォームはうまくできたのか?

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レビューの多さに騙されない
自分が欲しいものがはっきりしていればいいのですが、そうでない場合は商品を絞り込む必要があります。
値段で絞り込む場合もありますが、レビューや口コミの数を参考にすることもある。
しかし、それ本当に信用できる?
自分が買い物をして感じるのは、よっぽどのことがないとレビューを書くことはありません。
めんどくさいから。
そのため店主は粗品を配ったり、割引券を配ったりしてレビューを書いてもらおうと必死です。
時にはアルバイトを雇うこともある。
怪しい日本語もある。
もちろん、本気でレビュー書いている購入者もいると思いますが、その場合は商品に対する不満が多い。
レビューや口コミを参考にしてもいいですが、鵜呑みにすると失敗します。
レビューを読んで参考にしようと思っていると、時間がすぐにすぎていくうえ、何がなんだかわからなくなり、これならお店まで出かけて行って買い物した方が早いのではと思うほどです。
悩むのもほどほどに。
コピー商品に注意する
気に入った商品を見つけた後、いくつかの店舗で値段を比較することがあります。
使っている写真や説明は同じですが、値段が違う。
安いのは気を付けた方がいいです。
写真や説明は本家のものを使っているので、それだけでは判断できません。
ネットショップで商品を買って失敗したと感じることの一位に、「写真と比べて安っぽかった」です。
それはコピー商品。つまり、偽物の可能性が大。
偽物でも見た目は本物そっくりなものもあるので厄介です。
今回、母の介護用のスリッパを購入したのですが、公式サイトで購入しました。正規品です。
見た目が同じスリッパを作るのは簡単。偽物と気づかずに買って使う人もいると思います。
ショップによっては偽物を安く仕入れて、本物と同じ値段で売ることも考えられます。
そのような場合は、機能性がかなり劣ります。
例えば、レインコートは、デザインは同じでも撥水加工が全然されていないことも。水をはじかないレインコートほど役に立たないものはありません。
まずは公式サイトで確認しましょう。

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送料無料に騙されない

ネットショップで買う時に、送料無料を選ぶ人は多い。
でも、実際は送料がかかっています。運送会社の人が一生懸命商品を届けているからです。
では、誰が送料を負担しているのでしょうか?
表向きは無料ですが、送料は商品の代金に含まれているのです。
もちろん、リピーターが見込まれるような商品であれば、一回目の購入のハードルを低くするために送料を無料にすることもあります。
そのようなことをするお店は、資金に余裕がある会社と言えるかもしれません。
個人経営のお店は、少しでも早く利益を上げたいものです。
そのため、朝三暮四で消費者が安く思えるような作戦を立てるのです。
また、せっかく安いのに送料を無料にしてもらうために多く購入する必要があるなら、結局は損をすることになります。
近所のお店で買った方が安いものもたくさんあります。
自分で組み立てることが出来るか?
今回すのこベッドを購入して組み立てました。
ダブルだったので、サイズも大きく一人で作業するのはそれなりに大変。
説明書がついていますが、苦手な人は苦労します。
厄介だったのは、自転車。
特に難しかったのが、ブレーキの調整。ブレーキがキチンと効かないと危ない。
何度もYouTubeやサイトで調整の仕方を調べました。
組み立てる時間やエネルギーを考える必要があります。
無理だなと思えるなら完成品を選ぶのも一つの手です。
たまたま選んだ折り畳みテーブルは完成品の状態で届いたので、箱から出してすぐ使えました。
安く買ったのに、一日を無駄にしたらもったいない話です。
何でもネットで買えばいいというものではないと、つくづく実感するのでした。

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