初めて猫を迎えるときには、期待と不安でいっぱいになります。
「自分は立派な飼い主になれるのだろうか」と心配になるのも当然です。
でも、いくつかの注意点に気をつけさえすればあなたも立派な飼い主になれます!
猫の基本情報

猫には四本の脚、目と耳は二つずつ持っています。体全体が柔らかい毛で覆われています。
視覚は非常に優れています。わずかな光でも見ることができるので、暗くても問題ありません。
動体視力が優れており、獲物を素早くとらえることができます。
矛盾するようですが、視力そのものは悪いことがわかっています。捕食動物ですから、対象物が止まると見えなくなるのです。
話題の「猫瞬間移動装置」いわゆる“猫ホイホイ”に猫がかかるのはそのためでしょう。
また、捕らえた獲物を、飼い主の所に持ってくることもあるので要注意です。
猫の飼育における注意事項

猫はエサや水が必要であるように、なでることも不可欠です。必ず時間を取って頭と体をなでるようにしましょう。
人間が関心を向けることが欠かせません。
複数で飼育している場合は、個別に二人っきりの時間を取る必要があります。
なぜなら猫によっては、気をつかって誰かがいると甘えないことがあるからです。
猫のなで方

猫をなでるときはできるだけ毛並みに沿って撫でます。
上の図の矢印に沿ってなでるとよいでしょう。
猫は毛並みを非常に重視します。お気に入りの毛流があるので、乱れたときは納得するまで修正しています。
一般的には手でなでますが、手の形は軽く茹で卵をにぎるように丸めると、スムーズに行えます。
なでるポイント
眉間
頬骨ライン
のど
背骨ライン
お腹
などです。どこからともなくグルグルと音がしますが、それは喜んでいる嬉しい証拠です。
猫の生活スタイル

猫は座る時も寝る時も何かの上に座ることを好みます。季節に応じた座布団を用意してあげましょう。
そうしないと、床に置いてある服やタオルの上に勝手に座ることがあります。

猫はそれぞれ一日のルーティンがあります。大半を寝て過ごしますが、寝ている猫を無理やり起こさないように注意しましょう。

人との親密なふれあいを求めますが、いつでもかまってほしいわけではありません。
猫のミッションの一つはパトロールです。
家の中の様子はもちろんのこと、近所にトラブルが発生していないかを確認することに強く責任を感じています。
家の中だけで飼っている場合は、外の見回りが十分に行えません。
ですから、外が見える窓際に見張りスペースを設置してあげることで納得します。
猫の食事面での注意点

猫は食に深い関心を持っています。とりわけシーフードには目がありません。食べてはいけないものもあるので注意しましょう。
本来なら猫は野生で暮らしていたものですが、ペットとして家で育てることにより栄養が不足することがあります。
猫用サプリメントも必要に応じて活用しましょう。
避ける食品の一例
卵かけご飯
ビール
馬刺し
チョコレートフォンデュ
などがあります。

猫の耳は可動範囲が広く、遠くからであっても音をキャッチできます。特に食べ物に関する音には敏感です。
シーチキンやサバの味噌煮缶詰をあけるときは、猫缶と間違えて期待させてしまうことがあります。
猫に聞こえない場所で開封しましょう。
猫の習性

ほとんど場合、猫はお風呂を嫌がります。なぜなら、自分でいつもキレイにしているからです。猫は起きている時間の4分の1を毛繕いに費やしています。
彼らは舌で体全体をくまなく舐めることは、お風呂に入ってるのと同じだと考えているようです。
舌で舐めてキレイになるの?と疑問に思うでしょうか。
はい。なります。猫の唾液には汚れを分解する酵素が含まれているからです。
さらに、猫の舌は特別な構造になっており毛のもつれをほぐし、地肌のスカルプケアも行っています。
猫の舌の作りからヒントを得たヘアブラシが開発されているほどです。
ですから、猫が体をきれいにする方法は人間とは異なるので尊重しましょう。無理やり洗うのは大きなストレスになります。

猫は入れ物や容器を見ると入る習性があります。入られては困る容器類を放置しないように気をつけましょう。
炊飯器や電気ポットの蓋は忘れずに閉めておきます。
他にも
ランドセル
型崩れしやすい帽子
重箱
パスタ茹で鍋
も入られないように対策が必要です。

飼い主に背を向けられることを嫌がります。
パソコンや宿題などの、机に向かって猫に背を向ける作業などです。そのため、パソコンや教科書、ノートにライバル心を抱いています。
背を向ける作業として・・
プラモデル製作
こけしの絵付け
ピアノ
ちぎり絵

猫は高いところが大好きで、木登りもできます。テーブルやタンスの上など載ってほしくない所にも上ろうとします。
高いところに上るのは本脳であるため、叱っても意味がありません。
コアラと一緒に飼育すると、高い場所の取り合いになるので気をつけましょう。
こうした点に注意すれば、猫を家族として迎えることはそれほど難しくありません。一匹ずつ性格も違います。
きっとあなたも猫の素敵な友達になれます。
ねこちゃんの健康チェック
ねこちゃんがこんな症状のときがあるでしょうか?
テンションが低い
ご飯をあまり食べなくなった
お腹を壊している
お腹を触ると嫌がる
お腹が腫れているように見える
以前に比べて水をよく飲んでいる
やせてきた
歯茎が黄色っぽい
眼の白い部分
こうした症状がみられる場合は肝機能が低下している恐れが考えられます。
肝臓は毒素を分解し、エネルギーを生成するための大事な臓器です。ほかにもたくさんの働きをします。
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それに加えて低たんぱくの食事や定期的な健康診断で肝臓の様子をチェックすることも欠かせません。
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