貯めたマイルを使うなら、無料で旅行をすることだってできます。
インドのムンバイから成田まで、片道を2回乗って6462マイルが貯まりました。
もちろん、同じ路線でもクラスがわかれていて、獲得できるマイルは違います。
6000マイルをポイントに変えて、現金と同じように使ってショッピングをするという方法もあります。
とはいえ6000円の買い物をしたところで、さほど特別感は出ません。
それではもったいない。
マイルを使って飛行機に乗ってこそ価値があるのです。
【トクたび】を初めて使う
フライトでマイルを使う場合、特典航空券と呼ばれる一般的に売りだされているものとは別の種類のチケットを予約します。
ANAトクマイルと呼ばれるものです。

今回利用したのは、ANAの【今週のトクたびマイル】。なんと、片道3000マイルから航空券を予約することが出来るのです。

3,000円で飛行機に乗れると考えたらかなりお得。
問題は、路線が直前にならないとわからないという点。
毎週火曜日のお昼12時に路線が発表になります。そして、水曜日の0時から販売がスタート。搭乗期間は木曜日から翌週の水曜日まで。
つまり、前もって行き先やホテル、観光スポットを決めることは難しいのです。
すべては路線次第。
手持ちが6000マイルなので、選ぶのは片道3000マイル。
もちろん、片道6000マイルを選んで、帰りは普通にチケットを買えば選択肢は広がりますが、前割がないと正規料金に近いので高くなってしまいます。
1か月前から、チェックを始め、行き先を予想していました。
能登、小松、富山、庄内あたりがほぼ毎週、特典航空券の路線として出てきます。その近辺のホテルもリサーチ。
行き先が決まる前に仕事の休みを取り、日程を確保。
火曜日の昼に路線がわかり、水曜日の0時にチケットの予約。
木曜日の朝には出発。弾丸です。
では、どうなったのでしょうか?
予想外の秋田空港
7月5日火曜日のお昼に路線が発表。

なんと、まさかの秋田空港。ノーマーク。
他に選択肢はありません。
てっきり北陸でおいしいお魚を食べることを想像していました。
秋田についてはきりたんぽしか知りません。食べたことはないけど。
仕事の休みも取ってしまったので、予約して秋田に1泊2日の旅行に行くことに。
羽田から秋田までは早割でも12,000円ぐらいします。
そう考えると、6000マイルは4倍の付加価値があることになります。往復24,000円。
とてもお得。
航空券を予約したらホテルも忘れずに。

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秋田旅行はどんな感じだったか?
久しぶりの羽田空港はコロナ前に近く、かなりにぎわっていました。

秋田空港に到着。晴天で30度を超える暑さ。神奈川より暑い。


バスで秋田駅に到着。人口30万人ということで、駅前はわりとにぎわっていました。

千秋公園を散歩。

秋田犬のカレンちゃん。秋田犬(あきたいぬ)を宣伝しています。

今回宿泊したホテルこまち。スーパー銭湯にホテルを併設したような宿泊施設です。
地元の人も温泉や岩盤浴をよく利用しているようでした。


特に秋田グルメに舌鼓をうつこともなく、旅行は終わりました。

母は一人で留守番が出来たのか?
父が2月に亡くなり、母との同居生活をしています。
母は脳梗塞の影響もあり、認知があり、よく忘れます。料理も出来ない状態です。
今回の旅行の目的は、マイルの消費の他に母に一人で留守番をさせることです。
つまり、行き先はどこでも良かったのです。近所でも。
私たちが秋田に向かう日、母はデイサービスに行くので、日中は心配はいりません。
冷蔵庫に晩ご飯は用意しておきました。
金曜日の朝食はパン。昼はカップラーメンで夜は冷凍ドリア。食べ物の準備は万端。
薬は一回ぐらい飲み忘れても気にしないことに。
問題はお風呂ですが、デイサービスで入浴してくるので今回は問題なし。
金曜日の夜八時に帰宅。
私たちの心配をよそに、母はリビングでテレビを見ながらくつろいでいました。
その上、一泊二日であることを何度も伝えているにもかかわらず、「今日帰ってくると思わなかった」と、一言。時間の感覚がずれてる様子。
なにごともなく留守番ができたので次回は二泊に挑戦してみようと思います。
格別秋田を堪能できたわけではありませんが、夫婦二人でどこかに行ったというだけで、思い出が一つ増えたように思えます。
一緒に過ごせれば秋田でも富山でもダイエーでもいいのだ。
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