LCCのおかげで、安くて気軽に航空券を買うことができるようになりました。
ではLCCに乗る時にどんなことに注意したら良いでしょうか?
持って行くといいグッズは何ですか?
目次
LCCに乗る時の注意点は?
1 搭乗手続きの受付は1時間前には終了する
2 搭乗ゲートが遠い
3 変更手数料とキャンセル料が高い
4 無料預け荷物に制限がある。
「安いモノには訳がある」といいますが、LCCに安全上の問題があるわけではありません。チケットを安くするために企業努力があるのです。
LCCは飛行機を無駄なく活用しているので時間の余裕がありません。
出発時刻の1時間前には搭乗手続きが終了
そのため時間に十分余裕をもって空港に到着している必要があります
家から空港、もしくはホテルから空港までの移動手段の確保が大事です。
格安チケットは早朝や深夜の場合もあります。交通手段は事前に調べておきましょう。
せっかく安いチケットを買ったのに、タクシーを使ったり、ホテルに泊まったりして宿泊費が必要になったら高くついてしまいます。
搭乗ゲートが遠い

格安チケットの飛行機はたいていターミナルの端っこにあります。
香港国際空港で登場手続きを終えてから登場ゲートまで着くのに1時間かかったことがあります。

セキュリティ検査を受けてから、LCCの飛行機の搭乗口までかなり歩くよ!
大きい空港を利用する時は注意が必要です。
ある友達は搭乗時刻に間に合わなくて飛行機が行ってしまったということがありました。
また、タイの国際空港を利用したときは、バスで移動が必要でした。市内に空港が二つあるケースもあるのです。
バンコクの市内は時間帯によっては渋滞がひどいので、乗り継ぎが必要な場合は余分に時間を計算しておく必要があります。
変更手数料とキャンセル料金が高い
格安航空券はかなり早くから売り出されます。
チケット代が格安の場合、キャンセル料金がかかってほとんど戻ってこないケースもあります。
予定を変更する可能性があるなら、割り増し料金を払って変更料金が無料のチケットを買う方が賢明です。
無料で預けることができる荷物の重量が少ない
もしも荷物が重量オーバーするなら追加料金がかかります。
すでに重量オーバーしているなら、追加料金を前もって購入しておいた方が安いです。
カウンターで支払うのは高いので注意が必要です。また、機内に持ち込みできるカバンのサイズも決まっています。
持って行くといいグッズとは?

LCCのシートは前後が狭くて、リクライニング機能が付いていないことがほとんどです。ついていてもほんのわずか。
飛行時間の長さによりますが、快適なフライトを楽しむために必要なモノを用意しておくのがおすすめです。
首まくらやクッションがあるとグッスリ眠ることができるでしょう。
早朝や深夜便に乗るなら、アイマスクや耳栓、スリッパもあるといいです。

暇つぶしグッズは合った方がいいよ!
食事や水、飲み物は有料です。
食事は事前に済ましておいた方がいいです。
ペットボトルはセキュリティチェックを過ぎてから売店で購入し、機内に持ち込めます。
私はいつもクラッカーなどの簡単に食べられる物をカバンに入れています。
また、ブランケットが必要な場合、搭乗してすぐにもらう必要があります。枚数が限られていますし、ない場合もあります。
ウインドブレーカーのような薄くてエアコン対策できる上着を一枚用意しておくといいでしょう。
香港空港の早朝のフライトに乗るために前日の夜から空港に一泊したことがあります。
寝るのにちょうどいいベンチはすでに先客がいて、空港内を右往左往しました。
最終的にはエスカレーターの下のベンチに夫婦二人で無理やり寝たのですが、明るいし、堅いし、寝心地は最悪でした。
香港のエアコンはかなりキツイので羽織るものは必ず必要です。
名古屋のセントレアに夜中に到着して、朝まで寝たこともありますが、セントレアには仮眠できるスペースがあったので助かりました。
LCCに乗る時は安眠グッズと食料品を忘れないようにしましょう。

機内持ち込みが出来なかったカバンに起きた奇跡
河北省の石家庄空港で春秋航空に乗って香港に行くところでした。
事前にスーツケースのサイズを家で測って機内持ち込みができると思っていたのですが、測り間違いかサイズを見間違えたらしく、スーツケースを機内に持ち込みできないと言われてしまいました。
格安航空券なので、荷物を預けるのは有料です。
しかも、その時の旅行は同じ航空会社のフライトに合計3回に乗る必要があったので、そのたびに超過料金を払わなければいけません。最初は仕方なくお金を払うつもりでした。
鞄はタグをつけられてカウンターの中のベルトコンベアーで運ばれていきました。
そのときに頭の中に電球がともりました。名案を思い付いたのです!
鞄が大きいのなら、中身だけもっていこう。
鞄は捨てて、目的地である香港に着いてから新しい鞄を買った方が超過料金よりも安くつくことに気が付いたのです。
そこで、空港内の売店に行って大きなビニール袋を一枚買ってきて、中身を移し変えてスーツケースを捨てることにしました。
年季の入った赤いスーツケースなので惜しくはありません。
スーツケースを捨てるのに少し抵抗を感じ、少しでも目立たないところに置くことにしました。
見ると空港ターミナルの端っこに使われなくなったカウンターがあります。人気もまばらです。
しかも簡単にカウンターの裏側に入れて、ちょうどよい空間があるではありませんか!
一か八かでそこに置いておく事にしました。
同じ空港に一週間後に戻ってきます。
もしかしてここに鞄がいてくれることもあるかもしれないと、わずかな期待を抱いてゲートへと急ぎました。
一週間後に雲南省から帰って来ました。
乗る予定の空港バスの時間が差し迫っているにもかかわらず、さっそく鞄がないか見に行きました。
「どうなっただろうか?」「テロと思われなかっただろうか?」「まだあるだろうか?」といろいろと考えながら小走りに通路を歩きます。
そして、スーツケースを置いたカウンターをのぞき込んだところ、なんとありました!
一週間誰にも見つからずに待っててくれたのです。すごくビックリです。
監視カメラで常に見張っている国で、スーツケースが無事にありました。ブツを無事に回収して足早に空港を去りました。
なのでLLCに乗る時は機内持ち込みのサイズを確かめましょう!

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