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【インドから日本へ帰国】隔離生活の14日間はどんな生活だったのか?

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隔離ホテル

コロナ禍で帰国した場合、帰国者には14日間の隔離が求められています。

変異株が流行している国や地域から帰国した場合は、強制隔離と自主隔離のセットになります。

強制隔離とは、政府が指定したホテルで滞在することになり、一歩も外に出ることが出来ません。

その間の食事やホテルまでの移動費、ホテル代は国が負担してくれます。

インドはデルタ株の発生国ですから、もちろん強制隔離対象国。

しかし、新規感染者が減ってきたため、隔離期間が2021年9月20日0時以降に入国した人から、6日から3日に変更になりました。

私たちは変更前なので6日間。

では、ホテルでの生活はどんなっだのでしょうか?

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どんなホテルに泊まったのか?

日本政府が隔離者用にホテルを丸ごと一棟借りていますので、一般の宿泊客はいません。

私たちが泊ったのは、ビジネスホテルのアパホテルです。

ツインルームでしたが、旅行者には狭く感じられました。

確かにスーツケースを三つも抱えてビジネスホテルに泊まる人はいないと思います。

クローゼットもないので、荷物を片付けることが出来ずに部屋はゴチャゴチャに。

スペースを無駄なく利用して作られているのはさすがです。

部屋の設備は32インチの液晶テレビ、冷蔵庫、ケトル、加湿器などなど。

コインランドリーを使うことが出来たので、洗濯をすることも出来ました。しかし、事前に電話で予約してから、お金を両替してもらい(100円玉が必要)、ホテルのスタッフに迎えに来てもらいます。

自由に部屋から出ることは許されていません。ホテル隣のコンビニを利用することも出来ません。

ホテルのスタッフは丁寧な対応で親切。リスクがある仕事で大変だと思います。

妻が具合が悪くなった時には、カットフルーツをいただきました。

感謝です。

ホテルでの食事はどうだった?

事前に調べた情報では泊るホテルによって弁当のグレードは違うとのこと。

関空や羽田はいいが、成田はあまりよくないという情報も。そのため、弁当に対して期待は一ミリもしていませんでした。

ホテルに到着して手続きを終えた後に、部屋に向かう時にお昼のお弁当をもらいました。

蓋を開けるとそこにはトンカツが登場。

二年ぶりの豚肉。

インドでは鶏肉と羊肉を毎週食べていたので、うれしいメニューです。

朝昼晩三食弁当ですが、味噌汁とサラダがもれなくセット。

女性では多いぐらい。

最初の二日は完食していましたが、その後アクシデントが発生。

二人とも食あたりを起こし、何も食べれなくなってしまいました。

恐らくお弁当をすぐに食べないで、数時間放置したことによると思われます。

せっかく日本に帰ってきたのに断食状態。

ほとんど食べられないで弁当を破棄するのは心苦しかった。

だいぶ前にニュースで見た、無料のお弁当配布に列をなす人々という映像が思い浮かびます。

この弁当を食事に困窮している方々に差し上げられたらどれほどいいだろうかと思いました。

食べられたのはパイナップルやゼリーぐらい。

隔離期間中に痩せてしまいました。

6日間何をして過ごしたか?

ほぼ寝て過ごしました。

最初は疲労と睡眠不足から。後半は食あたりの体調不良のため。

コロナも辛かったですが、食あたりもしんどかった。寝ることしかできない。

テレワークはもちろんのこと動画やブログ作成もはかどらず。

久しぶりに見る日本のテレビ番組はあまり面白くないし、映画やドラマもパッとしない。

強制隔離が終わったら、成田空港から神奈川の実家までレンタカーで帰る必要があったので、体調は整えておく必要がありました。

そのため、回復することに精神を集中するのみでした。

8日間の自主隔離生活

残りの8日間は実家で過ごすことにしました。

本来なら高齢者のいる家で過ごすことにはリスクがありますが、母は病院ですでにコロナに感染していたので問題ないと判断。

強制隔離の最終日のPCR検査が陰性だったので、専用のバスに乗って成田空港に。

空港では事前に予約していたニッポンレンタカーで実家に向かうことになりました。

レンタカー代は乗り捨て料金、高速代、ガソリン代すべてを含めると大体24,000円ほど。二時間半ほどで無事到着。

予想していたことですが、実家の玄関を開けると信じられない光景が広がっています。

テレビで見るゴミ屋敷に近い。

三か月前に両親が慌ただしく入院したときのまま、時がとまっています。

脱いだ服もそのまま。

そしてやかんがガスコンロにかけられており、なぜか生暖かい。

その後、姉からLINEが。

「麦茶作っといたから冷やして飲んでね!」

いやいや。

麦茶作るより先にやることあるやろ。

麦茶作ったというよりお湯沸かして、麦茶パックいれただけやん。

ほんで冷やしといてくれ。

到着したのは夜ですが、そこから連日の掃除と片付け。

認知症の父がモノをあちこちに散らかしていたのです。

なぜかベランダにシュノーケルで使う口にくわえるやつ、足ひれがあります。

妄想でどこかの海で泳いでいたのでしょうか。

父なりに断捨離をしていたようですが、すべて家の外にまき散らしていました。

なので庭にはいろいろなものが転がっています。

スプーンにスチール缶など。

更に、母の入院により一人残された父はパニックになり、窓ガラスを破壊してしまいました。

修理代2万5千円。

自主隔離の間は、外出が出来ないのでイオンのネットスーパーで食材を確保。

掃除と片付けで8日間があっという間に過ぎるのでした。

もちろんまだまだ終わっていません。

今後は家を片付けて、あちらこちらの補修が必要です。

マイホームを持ち、維持管理することは大変です。

それにしても認知症との親との同居生活は今後どうなるでしょうか。

不安いっぱいのスタートです。

我が家の介護問題はこちら⇒【介護問題】両親が二人とも認知症!介護で家族崩壊の危機!❘体験談

認知症問題はこちら⇒【介護問題】親が認知症になったらどうなるか?リアルな日本の現状

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