コロナの大流行が始まり、インドでのステイホームがもう少しで1年3ヶ月。
その間、外食は二度だけ、出前をとったのはたった一回なので自炊率は驚異の99%。
日本から持ってきた食材や調味料はとっくになくなっており、現地で調達するのも難しい。
そのような中で、インドの現地食材でどんな料理を作って食べているのか、三日間の40代男性の料理を紹介。
家にある食材は?
冷蔵庫を開けるとそこにはマンゴーと調味料だけ。卵も野菜も肉もなし。
空。カラ。から。
以前は冷蔵庫なしで一年ほど生活しましたが、現在は冷蔵庫のある文化的な生活を満喫しています。
友人が引っ越すのを機にもらいました。
でも、ほどなく故障してしまいます。
修理代に1,500ルピーほどかかり、毎月の電気代が600円ほど増えました。
無くても困らないけど、あると便利な箱であることを実感。
地元のお店で食材を購入してくる

お店が朝の7時から11時までしか開いていないので、慌てて買い物に行きました。(今は午後2時までオープンしてます。)
野菜が140ルピーでした。日本円で200円ちょっとぐらいです。
いつもは三日分100ルピーつまり150円ぐらいですが、カリフラワーを買ったのでちょっと多めです。

卵10個で70ルピー。
牛乳が25ルピー。
ヨーグルトが二つで20ルピー。
鶏肉1キロで200ルピー。
合わせて315ルピー。日本円で約470円。
生きている鶏を目の前で絞めてくれるので新鮮。
日本の物価に比べたらだいぶ安い。三分の一ほどです。
現地の人が毎日食べるようなものは手頃な価格で手に入りますが、そうでないものは高いです。
ちなみにルピーのレート計算は1.5倍にすると日本円になります。参考までに。
一日目のお昼と晩御飯

お昼に作ったのはパコラ。インド風の天ぷらです。
小麦粉ではなくひよこ豆の粉を使います。カリフラワー、ピーマン、人参と玉ねぎのかき揚げ。
インド風ということで、生地にスパイスを入れて作るのでしっかり味がついていて美味しいです。日本のように天つゆにつけなくても大丈夫です。

晩御飯はお昼に作った天ぷらとチキンライスです。チキンと卵、トマトで作っています。
インドのお米は細長くてパサパサのが多いのですが、このお米は日本のお米に近くて粘り気があります。お米は一キロ52ルピー。
よく虫が混ざっているのでよく洗う必要あり。
二日目の食事は?

朝食は焼きドーナツ。ホットケーキを作ることが多いのですが、水を減らしてドーナツにしました。
ホットケーキミックスというものがインドにあるのかどうかわかりませんが、小麦粉とベーキングパウダー、卵、砂糖、塩を入れて作ります。簡単です。

圧力鍋にカリフラワーと骨付きの鶏肉、玉ねぎ、にんじんを入れて圧力をかける。圧が抜けてから牛乳を入れて一度沸騰させて、塩で味を調えて完成。

お昼は鶏肉とカリフラワーのクリームシチュー。イメージしていたものと違うものが出来上がることもシバシバ。
キュウリの漬物も。

晩御飯はお昼の残りに卵とトマトの炒め物を追加。
日本ではトマトはサラダのイメージですが、中国人男性の作れる料理ナンバーワンは卵とトマトの炒め物。美味しくて手軽な一品。おすすめです。

夜にデザートのプリンを作成。カラメルソースは面倒なのでカット。バニラエッセンスがないので、代わりにカルダモンを入れる。

沸騰したら弱火にして8分、余熱で10分。完成。
三日目のご飯

朝食はホットケーキ。ベーキングパウダーの力を発揮させるために、生地を混ぜて30分ぐらいおいてから焼きます。インドのギー(溶かしバター)をぬって食べると美味しい。

お昼と夜は一緒で、チキンビリヤニもどきを作ります。インド風混ぜご飯。

チキンは前もって塩、胡椒、砂糖、ハーブなどのスパイスをもみ込んでおきます。
フライパンで野菜と米、調味料を炒めます。
その後、圧力鍋に移し替えて炊きます。実は量が多すぎて肉が入りきらず。お肉はフライパンでしっかり焼いて後で合体。

美味しく出来上がりました。昼夜二回食べて満腹。

おやつと食後のデザートは今が旬のマンゴー。安くて美味しい。2キロで100ルピー。日本円で約150円。
マンゴー生産量世界第一位のインド。日本では味わえない味です。
一ヶ月の食費はいくらぐらい?
一日三食を自炊するとインドでは食費が一か月6000ルピー。約1万円。
主食の米や粉、調味料を入れてもそれぐらい。
節約を意識したらもっと安くすることは出来ますが、特にそこまでする必要はないので手に入る食材は気にしないで購入しています。
我が家では食品のロスはほぼないです。毎回食べきります。
買い物は徒歩で一人で持てる量を考えると3日から4日分が妥当な感じがします。それ以上は重くて大変。
インドの野菜やお肉は素材の味があって美味しいです。
チャンスがあれば、インド移住おすすめです。
節約料理に関心がある人はこちら⇒【食費を節約生する方活】栄養満点のおいしい料理を作る方法
インドの生活に関心がある人はこちら⇒たのしいインド生活を始める方法




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