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【インド人の国民性】困っている私たちを助けてくれた優しいインド人

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インドの地図

インド人ってどんな感じ?

どんな国民性?

インドに行く前にインドやインド人について何も知りませんでした。

事前知識ゼロ、先入観もゼロで到着し生活することになりました。

実際に生活してみてで感じたのは、インドの人々は素朴で勤勉でやさしい素敵な民族であるということです。

インドの南の大都市バンガロールに出かけたときに経験した思い出のエピソードをご紹介したいと思います。

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バンガロール空港からバスで市内に行く

バンガロール空港からは各地に行くバスがたくさんあります。

便利なのは番号で行き先を表示していることです。タクシーで行けばすぐに着くでしょうが、バスがある限りバスや電車を利用して節約しています。所詮同じ道路を通るのですから。

海外では公共の乗り物に乗れば、ぼったくられるということがないので安心です。

途中乗り換えましたが、バス停で若い男性が声をかけてきました。

「どこに行くの?どのバスに乗るか知ってる?」と心配してくれたのです。

なんて優しい・・と感動でした。

予約していたホテルが見つからない

無事にホテルの最寄のバス停で降りることができました。

スマホのナビを片手にホテルへと向かいます。

ところが予約ページの住所を入力したのに、ホテルらしきものはありません。

住宅街へと迷い込んでしまいました。周辺を何度も歩いてみますが、家ばかりです。

そこで思い切って、ホテルの住所と同じだった家のドアのノックを叩いてみることにしました。

もしかして個人経営のものすごく小さいホテルかもしれないと思ったからです。

インド人の男性が玄関のドアから出てきたところ

がたいのいい男性が出てきました。

「ここはホテルじゃないよ。私のうちだよ」

やっぱり。どう見ても個人宅である。礼を言って帰ろうとしたところ、

「ちょっと待って」と家の中に入りヘルメットを持ってでてきました。

スクーターに乗ってから、私たちに後ろに乗るように進めます。どうやらホテルまで送ってくれるらしいのです。

悪いなと思いながらも、軽い気持ちで助けを借りることにしました。

この時は、所詮通りの向こう側くらいのイメージだったからです。

ところがホテルにたどり着くまで想像をはるかに超える時間がかかりました。

中々見つからないホテル

男性はホテルに電話をかけてくれ、正確な住所を聞いてくれました。

ところがホテル側は、私たちの名前を何度も聞いてきます。まるで、宿泊予約があるって今初めて知りましたという感じです。

いやいや、今日の宿泊客の予定ってパソコンに入ってるんじゃないの?

それから言われた住所にバイクで向かってくれました。

かなりの距離を走ります。

しかし

そこも家です。

どうなってるんだ。もはや住所というものが存在するのか、意味を成しているのか疑問である。

それからまたホテルに電話。そして名前を聞かれる。不思議なやり取りのエンドレス。

それからまた延々とバイクを走らせます。

すでにかなりの時間がたっているために、申し訳ないという気持ちでいっぱいです。

この人は予定がないんだろうか、仕事にいかなくていいんだろうかと気が気でなりません。

「あとは自分たちで探してみるから大丈夫です」

と何度も言うものの、

「いいから」といって懸命に探してくれます。

日はどんどん傾き、他のホテルに泊まろうかと思うほどでした。

インド人男性のバイクの後ろに乗る夫婦。長い時間をかけてホテルを探しています。

そこへ、ホームページと同じ写真の建物が見えてきました。

やっと見つかりました!

おめでとう!

バイクから降りて一緒に中まで入ってくれました。やれやれです。

男性がホテルのスタッフと話している様子はごく普通の会話の様。

きっと私なら「ちゃんと住所書いててよ」と怒ると思うけど。

こんなに長い時間私たちに付き合って探してくれて本当に感動しました。

なんて感謝を表したらいいかわからないので、失礼かもしれないけど現金を渡そうとしました。

絶対に受け取ろうとしません。そしてなんと

「あなたたちが私たちの国に来てくれたのはとてもうれしいんです。」と言いました。

泣ける。

ホテルが見つかる前に一瞬でも、この人はお金が目当てなのではと考えた自分があさましい。

お礼を何度も言って、握手とハグをしてお別れしました。

このエピソードを紙芝居にしてみたのがこちらです。

誰かを助けるためにできる小さなこと

私の場合はこれとは全く対照的です。とても後悔していることがあります。

以前成田空港のATMの機械の前で、とても困っている外国人の男性がいました。

どうやら男性のカードでお金を引き出せないらしく、何度も挑戦しています。

しかも後ろに並んでいる人に気をつかって、何度かやってはまた後ろに並びなおすという事を繰り返しています。

何回も。

そして私はその光景を目撃しながら、自分の用事が住んだので何もせずにその場を去りました。

一言声を掛ければよかったといつまでも後悔していました。

でもなぜその場でそれができなかったのか。

恥ずかしい、勇気がないというのがその理由です。いったに何に対して恥じらいを感じているのかわかりません。

自分の国に来た外国人にちょっと声をかけるくらい、一キロカロリーも消費しません。

次からは困っている人を見たら絶対何かしよう。

インドに来て、インド人のやさしさに触れるにつれて一層そう思うようになりました。

バス停で外国人を見ても、大丈夫?と声をかけれるようにします。

万が一自分の家にホテルと間違えて外国人が来たら、絶対に送り届けよう。

そしてこれ以外にもインド人の優しさに触れたことはたくさんあります。

インド人は確かに「良きサマリア人」でした。

中国人についてはこちら→中国人のここが好き!意外と知られていない国民性

韓国人についてはこちら→韓国人の友達から学んだすてきな3つのこと

インドに行けなくても

今はインドに行けなくても、日本に「リトル・インディアン」があります。

言わずとしれた西葛西は数多くのインド料理店があつまっています。インド気分を味わえます。

海外に行けなくても、国内で楽しめる!

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