主食は大事です。もしタロイモが主食であるアフリカで生活するとなったら、食生活はかなりつらいものになります。
ナンが主食だと思っている人も少なくありません。
インドでは主食としていったい何を食べているのでしょうか?
インドでの主食はなにか?

インドに来てわかったことですが、私たちが生活するインド西部マハラシュトラ州ではナンを家庭で作って食べることはほとんどありません。
お店にもないことがあります。ここの主な主食は米とチャパティです。
チャパティはアタとよばれる粉で作られています。チャパティはナンのようにふわふわではありません。具の入っていないチヂミ?超かたいホットケーキ?のようです。
おいしいです。
アタは未精製の全粒粉と言われていますが、日本で手に入る全粒粉とはまったくちがいます。味も捏ね具合の感触も。コメも小麦粉も手に入るので助かっています。
ここの人々はお米もよく食べているようで、お店ではたくさんの種類のお米が売られています。形も色も様々です。
インド米といえばパラパラのご飯をイメージするかもしれません。
パラパラ米もありますが、日本のお米に近いものもあるので助かっています。名前はわかりませんが、たまたま見つけたお米が日本のお米とそっくりだったのでいつも同じものを買います。
品種を聞いても、お店の人のマラティー語がわかりません。いつもサンプルを持参して買っています。
上の写真は我が家の一ヶ月分のコメと粉です。

インド産 バスマティ ライス インディカ米 (最高級香り米)basmati rice 弁印 (2kg)+ バスマティ籾玄米3P
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インドでの食費は一ヶ月いくらか
夫婦二人で一ヶ月に一度五キロのお米と五キロのアタ粉を買います。そのときによって一ヶ月持たないこともあります。
またアタ粉以外にもマイダという小麦粉も五キロ買います。
値段はお米5キロが日本円で400円。
小麦粉5キロ240円です。
食料品はほんとうに安いですね。それ以外のものは安くありません。インドでは紙が貴重なのでトイレットペーパーが四ロールで300円です。
一つが75円。
日本でシングルのトイレットペーパーは12ロール入り約400円とすると、一つあたりが33円です。
農産物や主食の値段は日本の四分の一程度の感覚です。食費はかなり安く抑えることができます。
我が家では一ヶ月の食費が7000円です。これを安いと思うかどうかはそれぞれの感覚によるでしょう。
日本でも一ヶ月一万円の食費でやりくりしている方はたくさんいるので、がんばればもっと抑えることができると思います。
すでに物価が安いので節約意識がなく、日本にいれば買わないであろうアイスクリームやチョコレート、乳製品などを買っているせいかもしれません。
ちなみにアイス、ジャイアントコーン的なものが一つ43円です。ミニサイズですが。
インドの主食はごはんとチャパティです。お店ではおいしいお米が売っていますし、小麦粉も手に入るのでパンやお菓子を作ることもできます。
インドでの食生活は思っていたほど大変ではありませんでした。

写真のように一度の食事でご飯もチャパティも食べるのが地元風。卵の激辛カレー。
こちらも参考に→【インド移住生活】インドでの食生活ってどんな感じ?買い物編
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