エコロジーの観点からも、節約することには大きな意義があります。
一年間100万円で暮らすためには、日々の節約は欠かすことができません。
インド生活でどのように節約することができるでしょうか。
水が貴重なインドでの朝のルーティーン
光熱費を削るために行えることはとてもたくさんあります。インドでは水は貴重であり、いつでも水道をひねると水がでてくるわけではありません。
私たちが住んでいる物件は水道費が込みなので、水を節約しなくても良いのですが水が貴重なので大事に使うようにしています。
場所や設備によって異なりますが、現在借りている家では二日に一度屋上にあるタンクに水が供給されます。
時折水を屋上に引き上げるポンプが故障しているのか、水が全く供給されないことがあります。
最初は仕組みがわからず、てっきり日本と同じくどこからか大きなパイプで水が運ばれてくると思っていました。
しかも屋上のタンクに供給される分は生活用水であり、飲むことはできません。
飲用可能な水も同じく日に供給されるのですが、こちらは蛇口から30分ほどの間しかでません。
ですから30分の間にあらゆるから容器を使って水をためておきます。20リットルくらいは出るので二日間で使うには十分な量です。
飲用可能といっても、絶対に直接飲むことはしません。必ず一度沸騰させてから飲みます。お米を研いだり、パンを作ったりするのにも使います。この水で野菜も洗います。
最初は不便に感じていましたが、飲用可能な水が出る設備がない家もたくさんあるので、それに比べればありがたいことです。そういった家は生活用水を沸かして飲むしかありません。
まあ、出どころは同じで大きな差はないのかもしれません。
そういうわけですから、インドでは水が貴重で繰り返し使わなければいけません。
洗濯に使った水はとっておいて、トイレの流し水として再利用します。これは優れた方法です。水を流すときは、跳ね返らないようにかなり注意深くする必要があります。
誰でも行っているかもしれませんが、水道の蛇口を全開にしないことでもかなり節水できます。
手を洗う時、洗い物をするときなど蛇口全開でなく、半分ほど開けて使ってみてください。積み重ねですが、節水になります。
インドでの交通費の節約をする
インドでの移動手段はタクシーかバイクタクシーそしてバスです。
最初はリキシャと呼ばれるバイクタクシーを利用していました。それも十分安いのですが、積み重なると出費が増えます。
バスが一番安いので、ほぼ移動はバスにしました。日本円で20円位なので大助かりです。
日本円に比べればタクシーも安いからと考えて使うと決して年間60万円では生活できません。
お手伝いさんは雇わない
私たちの住んでいるエリアでは、お手伝いさんはとても安く雇うことができます。
ちょっとお金がある世帯は雇うのが普通なのかもしれません。
友達のインド人女性も独身一人暮らしですが、毎日お掃除の人に来てもらっていると言っていました。
今住んでいる家の大家さんも、入居の時に必要かどうか聞いてくれました。そういう文化なのでしょう。
インドの駐在員の家庭でも雇っているそうです。
もちろん年間60万円の身でお手伝いを雇うという選択肢はありません。
ものは大切にする
夫が履いている家用のズボンが破けたことがありました。
その部分だけが問題個所です。あとは十分ズボンの役目をはたしています。日本で購入したアイテムはとても貴重ですから簡単に捨てるわけにはいきません。
インドでは食材はとても安いですが、衣類や文具などは安くないので衣類は貴重です。
結局つぎはぎをして着る事にしました。つぎはぎを生まれて初めてしてみましたが、昔の人の知恵が詰まっています。
やり方は簡単で、裏から破れた部分よりも大きい布を当てて縫います。その後破れている部分をジグザクに、縦横無尽に二度と破けないように縫っていきます。
ポイントは目立たない糸を選ぶことです。つぎはぎが出来たズボンはまるで、戦時中の服の様です。家で履くには十分の仕上がりです。
といっても彼は平気でつぎはぎズボンをはいて買い物にいっています。
断捨離がブームとなっていますが、発展途上国での海外生活ではものを簡単に捨てることはできません。
ゴミ捨て場に捨てたものは、一瞬で誰かが拾ってくれます。
なので、いらない服を捨てるときは、まだ着られますよとアピールせんばかりに広げて捨てます。広げなくても、持って行かれますが。
断捨離をする前にはよく考えること、一定の独自ルールを設けることがポイントです。
そして
水は大切に。
こちらも参考に→【時短&エコ】カンタンにできるプチ節約アイデア
節約するには激安ネットスーパーで
KURADASHIでおいしく節約〈広告〉