前回のブログで無事に陰性証明がとれたことをお伝えしましたが、出国する前に更にすることがあります。詳しくはこちら⇒【2021年9月】インドからの帰国のために現地の病院でPCR検査をする
それは、借りていた部屋を返すことです。
何が大変かというと、日本でいうところの敷金が返ってくるかどうかという問題があるのです。
では、どうなったのでしょうか?
二年間どんなアパートに住んでいたのでしょうか?
一円も敷金を返す気がない大家
約二年間住んだプネーの賃貸物件は、直接大家さんと交渉をして借りたものです。
ローカルエリアでは、空き家があると張り紙をしていることがよくあります。
そのため、仲介業者はいません。
それでも、キチンとした書類を日本でいう行政書士のような人にお金を払って作成します。
契約期間は一年で、一ヶ月ごとにお金を払いながら今日まで住んでいました。
さて、引っ越し前日の夜に大家がやってきました。
何と「デポジットから諸経費を引くとほとんど残らないので、返すお金はない」とのこと。
ちなみにデポジット(敷金)は日本円で約3万円
「ちょっと待てよ」と思い、現地の友達に電話。
一人目の友達は交渉したものの、大家は譲らず。
二人目の友達も更に交渉。
そのタイミングを同じくして、ろう者の友達が家に来ていました。
我が家の冷蔵庫をあげることになっていて取りに来ていたのです。
みんなは会話を聞き取れませんが、ただ事ではないことに気づき心配そうに見守っていました。
みんなで手話を使って、「ああでもない、こうでもない」と言っています。
「大家は相手が外国人だからお金を返そうとしないんだ」と。それはわかっています。よくあることです。
あまりもめて家を引き払うのも気分が悪いので、もういいかと思ったら、どこで気持ちが変わったのかお金を少し返してくれることに。
結果として、20,000ルピーのうち家賃一月分と電気代三ヶ月分をひいた4,300ルピーが戻ってきました。
現地の友達のおかげです。感謝。
インドのアパートはどんな感じだったか?
約二年間住んだアパートはどのような間取りだったのでしょうか?
三階建ての三階部分だったので、真夏は暑かったです。と言っても40度を超える真夏は2週間ぐらいなのでちょっと我慢すれば何とか乗り切れます。
階段を上ってドアを開けるとバルコニーがあります。広めのバルコニー。
そこからもう一枚ドアを開けるとリビングとキッチン。
奥にベッドルームが二つとトイレとシャワールームが二つ。
ベッドとクローゼットがあったので、収納には困りませんでした。
また、太陽光を使って温水を作る設備もあったので、雨の日が続かない限りは温かいシャワーを浴びることが出来ました。年に数回、水の時もありましたが、わずかです。
現地の人からすると高いですが、外国人からすると安い物件でした。
インド式リフォーム
以前、空き家になった2階の家を紹介したことがありました。
今、ちょうどリフォーム中で、二世帯を一世帯に改造中。
何が大きく変わったかというと、台所に水道が来たこと。
そして、シャワールームとトイレがついたこと。この変化は大きい。
インドの家はコンクリート製なので、作業員がハンマーで壁を壊して部屋をつないでいました。
その後、外から水道管を持ってきて来ました。
そんな作業中に、作業員が少し怒り気味に三階の我が家にやってきました。
話しているのはたぶんマラティー語。よくわからないが、表情とジェスチャーで判断。
何事かと思ったら、下でトイレの配管をつないでいた時に、私が小をしたため体にその汚水を浴びてしまったのです。
前もって言ってくれればと思いつつ、お互いコミュニケーションの難しさを感じました。
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