「イラストACでどこまで稼げるのだろうか?」
と思っていました。
もちろん、絵を生業としているわけでも、絵が得意というわけでもなく、はたまた趣味で描いてたわけでもありません。
それでもおこがましくも、ストックイラストを始めてみました。
実際に初めてみたときには、収益5,000円がとりあえずの目標金額でした。
5,000円から換金できるということだからです。
当初一年ほどかかるのではないかと思っていました。
しかし、三ヶ月でめでたく5,000円に到達できましたので、これまでの経緯をお伝えしたいと思いますので、よかったらお付き合いください。
たった三ヶ月で悟ったようなことを言うのはさらにおこがましいことですが、イラストで稼ぐ、正確にはイラストACで稼ぐためには
穴場ジャンルを見つけること
が大きなポイントであることに気が付きました。
素人でもイラストで稼ぐことはできるか?
スキルは必要あるか?
特別の道具はいるの?
といった疑問があるかもしれません。

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目次
最初のステップはストックイラストの投稿
イラストACはストックイラストのことで、誰でも投稿出来ると知ってブログのために描いたイラストを投稿したのが始まりです。
パソコンに入れておいたら一円にもならないけど、投稿すればまぐれで100円くらいにはなるかもしれないという、ささやかな願いをもって投稿しました。
イラストで稼ぐなどと大それたことは思っていませんでした。
イラストACの報酬は、誰かに一回ダウンロードされると4円入る仕組みです。
わずか4円のために、わざわざ時間をとって描くなんて、労働に見合わないと思っていました。
しかし、
それならば、何をしてコロナの収束を待つのか?
ステイホームで時間は無限にある。
ライティングの案件も景気に比例して日ごとに減っている。
ほかにすることがない。
ヒマ。
といういきさつで、イラストACに投稿するために描くことにしたのです。
ちなみにイラストACに掲載されるのに審査があるので、必ず審査に通らなければいけません。
なぜかブログで使った三分の一ほどのイラストは審査に落ちてしまいました。
審査落ちした作品は以下の動画をご覧ください。
1000点のイラストを目標にする

そうこうして描いているうちに、まぐれでちょっとずつダウンロードされ、ますます意欲がわいてきました。
ダウンロード回数は作品数に比例します。
そこで1000点のイラストをアップすることを目標にしました。
1000点に達成するために、月ごと、週ごと、一日ごとの大体の目安も設けました。
気がついたら、暇さえあれば絵を描く日々です。
夢中で描いているとご飯の支度の時間になっても私が作らないので、ご親切な方が私に代わって作ってくれます。
後片付けまで。
そこまでスポ根にならなくてもよいのですが、ストックイラストで稼ぐためにはある程度の強制力が必要なのではないかと思いまして。
結局初めてから三ヶ月ほどで目標金額の5000円達成に至りました。
その時点での作品数は279点です。
素人が描いた落書きみたいな絵を、ダウンロードしてくださった方には心より感謝を申し上げます。
お辞儀。
その中には想像ですが、気をつかってダウンロードしてくれた友人の皆さまも含まれると思います。
なぜなら目的不明のイラストが時折ダウンロードされていたからです。
イラストで稼ぐためには売れるイラストを描く
どのような方々がイラストACを利用されいてるかというと、恐らく企業や個人でブログなどを描いている方です。
ですから実用的なイラストが多くダウンロードされます。
用途不明な「これ、どんな状況でつかうの?」
といった絵や、芸術的すぎて凡人には理解できない絵はあまりダウンロードされません。
なのでイラストで稼ぐためにはどんなジャンルにニーズがあるかという点を考えます。なおかつ競合があまりいないジャンルです。
たとえば、イラストACには膨大な数の歯医者さんをテーマにした作品があります。
ニーズがあるとはいえ、そこへいきなり参入するのは読モがパリコレに参加するようなものです。
いかにニーズがあり
競合がいないジャンルを見出すかが鍵です。
それを日々研究することがイラストで稼ぐ秘訣だというのが三ヶ月の感想です。
では、どのように研究するかというと、一つはアフリエイト記事で人気のジャンルからヒントを得ることです。
さらには常に探しモードにしているなら、アイデアが見つかりました。
そこで現時点で見つけたジャンルは
ブログ
動画
宅配クリーニング
などです。
これら三つは需要があるわりには、投稿作品が少ないので穴場だと言えます。
これら三つのジャンルの絵をまいにちまいにち
描きました。
ちなみに下の絵はよく描けたと思ったのですが、需要が無くてダウンロードされません。
競合はいないけど需要もない。

似たような絵ですが、こちらは需要があってダウンロードがあります。稼ぐのにはコツが必要。

イラストで稼ぐためにスキルは必要か
副業としてイラストで稼ごうと思っている方の多くは、絵を描くことが好きであるにちがいありません。
でも、プロのイラストレーターじゃないし上手でもないから‥という不安もあることでしょう。
しかしイラストで稼ぐためには必ずしも本格的なスキルは必要としません。
プロからみれば落書きにしか見えなくても、それを「素敵!」と思ってくれる方が必ずいるからです。
いわばマッチングするとダウンロードされるというわけです。
素人にしか描けない絵があるはず。
なにより、画力よりも大事なのはアイデアと個性です。
と、わずか三ヶ月の私が言うのもなんですが。
ちなみに私も全くの素人であり、小学校の授業中に教科書にパラパラ漫画を描いていたときが、人生で最も集中して絵を描いていた、というレベルです。
下の絵を見て下さい。誰でも描けそうなレベルではありますがダウンロードがありました。

イラストで稼ぐために投資すべき?
イラストで稼ぐときくと、きっとIllustratorやPhotoshopなどの使い方を覚えないといけないとか、機材を揃えないといけないと思うかもしれません。
いい仕事はいい道具からと考える人もいるでしょう。
実はイラストで稼ぐには、特別の道具は必要ありません。
スマホだけでも十分。
iPadなら更に快適。パソコンがあれば怖いものなし。大作が描けるでしょう。
私はAdobeFrescoの無料お絵描きアプリを使っています。これが無料でいいのか!と思うほどの使い心地です。
といってもこれが人生初のお絵描きアプリですから、比較しようがありませんが。
とにかくただで使わせていただき、広告もないのか、あるけど私が気付いていないのかわかりませんが、有料ツールを購入しないで申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ちなみに、私のように全く初心者の場合お絵描きアプリでさえ使い方を覚えるのに苦戦します。
急に絵が消えたりして慌てふためきます。
「レイヤーってなんや?」というレベルですから。
慌てふためいて覚えた使い方をこちらのブログで紹介しています⇒【AdobeFrescoの使い方】初心者向けお絵描きアプリ|LINEで送るメッセージカードの作り方
そして、お絵描きアプリはペンが必須なのですが、わたくしはMYフィンガーで描いています。
人差し指の腹が私のお絵描きペンです。
インドがロックダウンになっていなければ、「イラストで稼ぐならタッチペンは絶対必要さ!」とどや顔でショッピングモールに行っていたかもしれません。
当然ながらタッチペンは充電しないと使えない。
でも指は充電がいらないのです!
指すごい!
大脳で浮かんだイメージを直接指でアウトプットできます。
タッチペン一本一万円です。
イラストダウンロード2500回分です。
「買わんでいいやろ。」
という結論になりました。
イラストでがっつり稼げるか
たぶん急に才能が開花するか驚くようなひらめきがない限り、私がイラストでガッツリ稼ぐことは難しいと思います。
ただ誰でも簡単にできて、リスクも少なく投資も必要ないので、副業としてイラストを描いて稼ぐのはおすすめです。
月に数千円程度なら、初心者であっても稼ぐことは出来ると思いました。
コロナが収束するなら普段通りの慌ただしい日々が再び始まります。
そうなるとイラストどころではありません。
それでも今描いている私の作品たちが小銭を稼いでくれることは確かです。というかそう信じます。
イラストで稼いだお金で日本でお寿司とラーメンと焼肉をみんなで食べる日を楽しみにしています。
きっとあなたなら私なんかよりも、もっと素敵で素晴らしい作品を世に送り出すことができるにちがいありません。
そして
ココナラに登録して売ることも出来るでしょう。


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