日本ではあまり報道されなくなったインドですが、今はどのような状況でしょうか?
第二波は落ち着きましたが、一定のラインから新規感染者数はなかなか下がりません。
そのため、州ごとになされているロックダウン(都市封鎖)は解除されることなく、延長を繰り返しています。
地元の人もすっかり慣れてしまっていて、マスクを着用していない人も多いです。
さて、私は3ヶ月前に38度の高熱が出て、そのときは
「コロナに違いない!」
と思いました。
しかし、最近それから3ヶ月しか経っていないのにまた高熱が出てしまいました。
「何度もコロナにかかるのか?」という疑問が生じました。
違う変異株にかかったのでしょうか?
ちなみに3ヶ月前もPCR検査をしていないので、本当にコロナだったのかもわかりません。
とはいえ風邪とは全く違う症状であり、私も奥さんもテレビなどで報道されている症状にそっくりだったので、コロナになったんやと思っております。
「自称コロナ」
コロナと風邪の違い
さて、今回の高熱は風邪のような症状でした。よく言われるコロナと風邪にはどんな違いがあるのでしょうか?
初期症状は基本的に同じなので、判別は難しいです。
私は数日前から痰と鼻水が出るようになっていたので、それが初期症状だったことがわかります。
その後、急激に体温が上がり38度を超えてしまいました。
風邪の場合は、37から38度の微熱でそれ以上体温が上がることはなく、私は一日で平熱に戻ることがほとんどです。
また、風邪の場合は主な症状がのどや鼻に表れますが、コロナウイルスの場合は関節痛や悪寒、倦怠感、味覚障害など症状が異なってきます。
今回の私の症状を分析してみますと、高熱が3日続いたので風邪でないことは明らかです。
さすがに高熱が続いてしんどかったので、インドの解熱剤を飲みました。
そしたらアッと言う間に38.2から37.1度まで体温が下がり楽になりました。成分が多いのかもしれません。
あと、腰痛も症状として表れたので風邪との違いがわかります。
まさかまさかのデング熱?

東南アジアや南アジア、中南米で広くみられるのがデング熱です。
蚊を媒体として感染する病気でワクチンや治療薬はありません。
コロナと似ている症状としては、高熱と頭痛、筋肉痛、関節痛などがあります。
デング熱特有の症状としては、眼痛や皮膚の発疹、かゆみなどがあります。後遺症はありません。
初期症状の時、ベッドで横になりながらスマホを見ていたら、すごい目の疲れを感じました。
また、わずかですが右腕に赤い発疹が幾つか表れています。
デング熱の可能性もゼロではないように思えます。
インドは一年中蚊がいるので完全に避けることは出来ません。
蚊対策についてはこちら⇒インド蚊よけ対策には蚊帳が一番効果的である
地元の人は病気にどのように対処しているのか?

インドでは日本の国民健康保険的なものはないようです。
というのもコロナで入院した友人の医療費をきくとかなり高額でした。1週間ほどの入院で何か月分の給料に相当します。
それでも、私の周囲のインド人は病気になったらすぐに病院に行きます。小さな診療所で、薬だけならそれほど高額ではありません。
家の近くを15分ぐらい歩いてみますと、10軒くらい小さな薬局があります。
我が家の近くの薬局は徒歩30秒です。
薬は日本のように箱入りではありません。錠剤やカプセルをワンシートもしくは、数錠で売っています。一粒でも買えます。
必要な分だけ買えるのは合理的です。ただし、説明書もパッケージもないので一体一日何錠のむのか不明です。
奥さんが薬を買いに行ってくれましたが、服用量を聞かなかったのでネットで調べるしかありませんでした。しかも、カプセルが入っている銀色のシートに書かれている文字は小さくて英語。綴りが途中で切れている。
咳止めの薬も購入しましたが、ネットのお薬情報によると副作用に「咳」ってかいてあった。
結局はコロナだった?
3つのパターンが考えられます。
デング熱とデング熱の組み合わせ。
コロナとデング熱の組み合わせ。
デング熱とコロナの組み合わせ。
病院で検査しなければわかりません。
仮にわかったとしても治療薬がなく、対処療法になるので軽症であれば家で休んでいても同じだと言えるでしょう。
自己免疫による回復です。
細胞が頑張ってウィルスをやっつけてくれるのを期待するしかありません。
免疫すごい。
どこに住んでいても病気になるのは辛いものです。
普段から免疫力を高めることと、感染予防を徹底するしか出来ません。
皆さんもお身体に気をつけて下さい。