PR

【コロナ疲れ対処法】象と六人の盲人|昔ばなしから学ぶ 

スポンサーリンク
象に触る六人の盲人

コロナ疲れは、本当に辛いです。

何とも言えないブルーな気持ちが、寄せては消えてゆきます。

他にも、集中力が途切れたり、無気力になったり、人によって症状はいろいろです。

なんともない人もいるので、わかってもらえないことも。

インドのおもしろい昔話からコロナ疲れに対処するちょっとしたヒントが得られます。

それは、情報の取りすぎに注意することです。

一体、どんな昔ばなしでしょうか?

スポンサーリンク

象と六人の盲人のお話

インドの北部ヒンドスタン平原に、六人の盲人がいました。

ある日みんなで

「象を見に行こうよー!」

という話になります。

和気あいあいと象に会いに出かけていきました。

初めての象にみんな、ワクワクドキドキ。

インドでは神様としてあがめられていますから、ちょっと緊張も。

やっと着いて、象の近くまで案内してもらいました。

みな、順番に象にさわります。

象のお腹を触る盲人

「象って、こんなに硬くて大きいのか!どこまでも大きい。まるで壁みたいだ」

続いて別の人が象のしっぽをさわります。

象のしっぽを触る盲人

「なるほど。象はロープにそっくりなんだ。長くて硬いなぁ。ロープに似ている。」

続いて別の人は象の鼻をさわります。

象の鼻を触る盲人

「ほほう!長くて、くねくね動いている。象は大蛇と同じだ。」

次に来た人は象の足をさわります。

象の足に触れる盲人

「わあー。硬くて太いですね。うちの庭にある木とよく似ている。象は木にそっくり!」

次の人は耳をさわります。

象の耳を触る盲人

「あ~こうなっているんだ。薄くて大きい、象はうちわみたいな動物なのか。」

最後の人は象の牙にさわりました。

象の牙を触る盲人

「おーっ。これが象というものか。長くて先がとがっている。うーん。象は槍みたいだ。」

それから六人は生まれて初めて触れた象がどんな動物だったのか盛り上がります。

象がどんな動物かを議論する六人の盲人

「象は壁みたいだったよ!」

「いやいや、長くてにょろにょろしてて蛇にそっくりさ!」

「違う違う。象は木みたいに太くてまっすぐに上に伸びているんだって!」

「えー!大きくて薄いうちわみたいだったはずだ!」

盲人たちはそれぞれ、感想を言い始めます。でも話が食い違うので、大議論になりました。

結局誰一人、象の本当の姿をあてることができませんでした。

「象と六人の盲人」から学べること

六人の盲人たちは、なぜ象の本当の姿がわからなかったのでしょうか。

それは、体の一部しか触らなかったからです。

これは正しい情報を、バランスよく取り入れるという点でも同じことが言えます。

たとえば、連日コロナ関連のニュースを絶えず見続けるならどうなるでしょうか?

不安や心配な気持ちはますますつのります。

ネガティブな情報に絶えずさらされると、気力を失うことにもつながりかねません。

もちろん、パンデミックが起こっているのは現実であり、

直接的にも間接的にも、感染症の蔓延を防ぐために犠牲を払っている方々とそのご家族は、特別な感謝と敬意を受けるに値します。

そして、個人として予防対策を行うことは非常に大切です。

命を守るために気を緩めることはできません。

なにより、実際に感染した方や愛する人をなくした人は、言葉にできない悲しみを抱えているにちがいありません。

とはいえ、コロナ関連のニュースを見すぎると、家を一歩出ただけで感染して重篤患者になるかのような錯覚さえ覚えるでしょう。

ステイホームやコロナ対策を支えている宅配業者の人に、暴言を吐く人たちは後をたちません。

まるでコロナウィルスを運んでいるかのようにみなされています。

そうした人々が、極端に神経質になっているのは情報の過剰摂取からくる、根拠のない不安が原因です。

物事の全体像を見ることができないためにそうなります。

世界中がコロナ一色のように思えるでしょう。

でも心までコロナ一色にする必要はありません。

コロナのことをふさわしい位置におく。

目を向けられることは他にもあるはず。

コロナ疲れ対処法の一つはポジティブな情報を取り入れることです。

情報の取捨選択を。

テレビのニュースをたくさん見る子どもは,犯罪が起きる可能性を現実より高く見がちで,周囲の世界が実際より危険な場所であると考えるようだ

カイザー・ファミリー財団

コロナ疲れ対処法一例

・ラジオ体操

・just dance を踊る

・ひなたぼっこ

・誰かに電話

・誰かに手紙

・誰かにサプライズ

・自転車に乗る

・読書

・ルーティーンを守る

花を部屋に飾る

花瓶に挿したヒマワリ

一輪の花がテーブルの上にあるだけで、部屋が癒しの空間に代わります。

見ているだけで和みます。

お花の水を変えるという「世話」も、気分転換になるから不思議です。

つぼみが少しずつ咲いてくるのを見るのも楽しい。

植物は元気をくれるってほんとだったのです。

でも、お花を買いに行くのは面倒くさい。できるだけ人に会いたくない。

そんなときは、お花のおたより便が便利です。

ポストに毎月お花が届くという、乙女なサービス。

自分で注文したのに、恋人にお花をもらったときのことを思い出すことでしょう。

そんな思い出がなくても大丈夫。

妄想しよう。

どんなお花が届くのかわからないのでドキドキ。

コロナ疲れ対処法には一輪の花を。

〈広告〉

毎月花が届く定期便

みんなで乗り切ろうー!

昔ばなしシリーズ

【ためになる昔ばなし】ユダヤ人の羽枕 誹謗中傷にご用心!

タイトルとURLをコピーしました