我が家の移動手段は折り畳み自転車。
タイヤが20インチのため、前に進むのに時間がかかる。
しかも山の上に住んでいるので坂道が多い。
それでも、車は持っていない。なぜなら車を持つと維持費がかなりかかるから。
ガソリン代は現時点で1リットルあたり160円以上(2021年10月現在)しますし、保険や税金、車検費用も含めるとどんなに少なくみても年間20-30万円は必要。車種によってはもっと必要になります。
インドから帰国して、家の掃除やリフォーム、親の介護そのほかの雑用に追われ、あっという間の一ヶ月。
仕事をする時間もないほどです。
収入もわずかなので節約しなければなりません。
親を病院に連れていくのにタクシーでもいいですが、それよりも安い手段を見つけました。
それはカーシェアを利用することです。
カーシェアを申し込む
住んでいる家の近くにあるカーシェアは「タイムズ」だけでした。
そのため、選択の余地はなくタイムズに申し込むことに。
申し込み方法はいろいろあります。

ネットでも申し込みを完了することが出来ますが、クイック入会を選択。
ネット上で必要事項を入力した後に、店舗でカードを受け取ります。
日を改めて店舗まで取りに行きます。
一番近くの店舗まで折り畳み自転車に乗ってサイクリング。一時間近くこいでやっと到着。
店舗は狭く、スタッフは二人だけ。
免許証を渡して、15分くらいで手続き完了。
カードを受け取り、説明を聞いて終わりです。
カーシェアを利用してみる

いよいよ初めて利用することになりました。母の通院のためです。
近所のシェアカーは一台しかないので、前もってサイトから予約しておきました。
予約する時の注意点は借りる時間は長めにしておくこと。
時間をオーバーした場合、延長手続きをしないと料金が高くなるからです。
早めに返却しても、利用した時間分の精算がなされます。
病院の予約が午前11時。それで、10時から13時までの3時間で予約。
初回は手間取るかもしれないので慎重に少し長めの時間。
家からタイムズの駐車場まで歩いて数分。当初は自転車で行くつもりでしたが、駐車場に自転車を置かないようにとの注意書きがあったので歩きに変更。
車の後部座席の窓にタイムズのカードをかざすと「ピッ」という音がしてロックが解除。

車に乗り込んで、ダッシュボードをあけると中に鍵が入っています。それを取りだして、エンジンをかけます。
カードを使うのは借りる時と返却の時。借りている間に停める時はダッシュボードの中に入っている鍵を使います。
結局この日の利用時間は2時間15分。
15分単位での精算になるので、合計金額は1,980円。クレジットカードで引き落としになります。
タクシーですと片道2,000円ほどになるので節約になりました。
カーシェアを使うメリットとデメリットは?
車の維持には・・
税金
保険代
車検代
駐車場代
ガソリン代
メンテナンス費用
本体価格
が必要ですが、カーシェアなら生じません。利用した時間分の費用を払うだけ。
そしてレンタカーと大きく異なる点はガソリン代が含まれていることです。
追記:2022年3月15日時点で、全国のレギュラーガソリンの平均価格は171.6円。ロシアとウクライナの戦争の影響でガソリン代はさらに上がることが予想されます。シェアカーでは、ガソリン代込みなので値上がりを気にする必要はありません。
毎日車に乗るなら別ですが、乗る頻度が週に3,4回(一回につき3-4時間)であるならカーシェアの方が間違いなく安いです。
さらに、必要な時にだけ利用することで人類が所有する車の台数は減りエコロジーにつながります。
デメリットは、借りたい時に車がない可能性があります。事前予約であっても、うちの近所にはたった一台しかありませんから他の方が予約していたら使えません。
実際にカーシェアを利用した感想

登録が終わってしまえば、タイムズのカードとスマホがあれば簡単に利用できます。
少し前にレンタカーを利用しましたが、カーシェアの方が簡単だと感じました。
レンタカーですと店舗数も限られているので気軽に借りられません。しかし、カーシェアならタイムズの駐車場に車が止まっていればすぐに利用できます。
今回利用した車種は日産のコンパクトカーでノートでしたが、久しぶりの日本の運転でもスムーズでした。
しばらくは、月に1,2回しか車に乗る予定がないので、カーシェアで十分ではないかと感じています。

〈広告〉入会費と月会費無料のカーシェアも登場。
今後、競争によりサービスが向上することを願います。
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