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「ありがとう」をよく言う人、言わない人|頻度は国によって違った【文化で異なる感謝の表し方】

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ありがとうと言うインド人女性

インド人はとても頻度に「ありがとう」を言います。

たまたま私たちの周りの人がそうなのか、インド全土がそうなのかはわかりません。

どの国でも「ありがとう」は言いますが、言うタイミングや頻度は大きく異なります。

それはちょっとしたカルチャーショックでした。

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「ありがとう」よく言う人ーインド人

インド人と実際に会っているときも、メールやチャットでやりとりするときもよく「ありがとう」を言っています。

「ありがとう」も言いますから「ごめんね」もよく言っています。

親しい間柄であってもそうです。

うちの近所の人がある時、「携帯の充電器コードが壊れたから貸してほしい」と言ってきました。

「子供が火傷したから、氷を欲しい」と言われたこともあります。このあたりの人は冷蔵庫がないからです。

その場でも「ありがとう」を言いますが、必ずあとから感謝のしるしを持ってきます。

大抵カレー味のおかずですが・・・。

そんなに気を使わなくていいのにと恐縮します。

まだまだあるインド人の素敵な魅力、国民性は次の記事でも書いています。

【インド人の国民性】困っている私たちを助けてくれた優しいインド人

「ありがとう」をそんなに言わないー中国人

両手の中にハートがあるイラスト

何かしてもらったら礼を言うなんて、そんなの当たり前と思うかもしれません。

しかし中国に住んでいたときは、そこまで「ありがとう」を言う事も言われることもなかったからです。

私の日本人の友人がことあるごとに現地の人に「ありがとう」を言っていたら、

「そんなに言われると他人行儀に感じる」と注意されました。

確かに、夫が麦茶をコップについでくれただけでは「すみません。ありがとうございます。」とは言わない。

見ず知らずの人がしてくれたら言う。

中国人にとっては友達になったら距離がすごく近いので、いちいち礼なんか言わない仲になるのでしょう。

もちろん全く言わないわけではありません。

うちで現地の人を呼んでご飯を食べた場合、帰り際に軽くサンキューと言うだけ。

お礼メールをしたり、次にあったときに「この前はどうも」と何度もいうことはない。それはそれで楽だしカッコいいと思いました。

中国人のここが好き!意外と知られていない国民性

一方で、お礼を必ず言う、表すという文化の日本のような国ではうっかりすると相手の機嫌を大いに損ねることもあります。

相手はお礼が欲しくてやっているわけではないものの、お礼がないと「非常識な人」に分類されてしまいます。

アラブ人の「ありがとう」のいい方

かなり前のAP通信に面白いニュースがのっていました。

サウジアラビアで小型飛行機が墜落した事故です。砂漠に落ちた飛行機から二人のアラブ人が無事に救助されました。最初に救助をしたのはアラブに駐在しているイギリス人男性です。

イギリス人の男性はたまたまその場に居合わせたのです。助けてもらっていたく感動した二人のアラブ人は、この命の恩人にどうやって感謝を表すでしょうか。

なんと二人のアラブ人はあろうことか、自分たちの娘合計4人をイギリス人に与えようとしたのです!

アラブ人と四人の娘

イギリス人男性は既婚者、子持ちです。独身であっても受け取れるものではありません。とんでもない贈り物。気持ちだけ受け取って丁重に断るつもりでいました。

ところが現地では感謝の贈り物を断るのは、もってのほかの絶対あり得ない行為だったのです。もしも男性が受け取らないなら、送り主であるアラブ人への甚だしい侮辱とみなされます。

その上、刑務所に連行されるか重い罰をうけることになるのです。

慌てた男性は会社と相談し、会社は彼を英国に急いで帰国させることにしました。

一定期間をすぎるなら、贈り物は無効になるという法律があるので、しばらくしてからアラブに戻ることにしたそうです。

一定期間がどのくらいかわかりませんが、それを過ぎるなら贈り物から”解放”されます。

四人の若い女性を贈られることは免れますが、また別の贈り物がやってきます。

それが何かはわかりません。

もちろん今は法律が変わって、人を贈るという習慣は廃止されているにちがいありません。

それにしても中東の人、熱いですね。

「ありがとう」の力

夫が妻から言われて一番うれしい言葉は何か?の調査の結果は有名です。もちろん「ありがとう」です。

様々な文化、習慣、好き嫌いはあるとはいえやはり

「ありがとう」の言葉は言う人も言われる人もハッピーにします。

こちらのサイトも参考に→笑顔で得する五つのこと

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